プロ野球第1次戦力外通告期間で巨人・ヤクルト・ロッテが選手契約を通知
プロ野球の第1次戦力外通告期間が進む中、6日には巨人、ヤクルト、ロッテの各球団が選手に対して契約の不更新を通知した巨人は今村信貴投手(31)、重信慎之介外野手(32)を含む3選手に対し、来季の契約を結ばないことを発表
また、京本真投手(21)などにも自由契約を通知した
ヤクルトは太田賢吾外野手(28)に対して、ロッテは国吉佑樹投手(34)、二木康太投手(30)など計7選手に契約しない旨を通じた
巨人の選手情報
巨人の今村は、2011年のドラフト2位で入団し、2022年には55試合に登板し、23ホールドポイントを記録今季は2軍で圧倒的な成績を残したが、1軍登板は叶わなかった
一方、重信は2015年のドラフト2位で入団し、通算585試合に出場し、189安打を記録
今季は10試合の出場にとどまり、今後の展望が懸念される
ヤクルトとロッテの選手動向
ヤクルトの太田は、日本ハムからトレードで移籍し、ユーティリティープレーヤーとして活躍したが、今季は44試合出場で打率.229、6打点となっているロッテの二木は、2013年ドラフト6位で入団し、過去には開幕投手を務めた実績がある
今季の1軍登板は少なかったが、6日のソフトバンク戦での登板で敗戦投手となった
戦力外通告の期間と背景
第1次戦力外通告期間は、2軍公式戦終了翌日から続き、クライマックス・シリーズ(CS)のファーストシリーズ開幕前日までとなっている今年からは、CS敗退の2球団に関して、最後の試合の翌日まで通知期間が延長されることとなった
これにより、選手たちは今後のキャリアに影響を受ける可能性がある
各球団の戦力外選手一覧
| チーム名 | 選手名 | 年齢 | 現役続行希望 |
|---|---|---|---|
| 巨人 | 重信慎之介 | 32 | 希望しない |
| ヤクルト | 太田賢吾 | 28 | 希望しない |
| ロッテ | 国吉佑樹 | 34 | 希望する |
| ロッテ | 二木康太 | 30 | 希望しない |
キーワード解説
- 戦力外通告とは?選手がプロ野球チームから契約を結ばないと言われることで、これにより選手はチームを退団することが決まります。
- 自由契約とは?選手がチームと契約していない状態で、他のチームへの移籍が自由にできることを指します。
- ユーティリティープレーヤーとは?複数のポジションをこなせる選手のことを指し、チームにおいて重要な役割を果たします。
- ドラフトとは?プロ野球チームが高校生や大学生、社会人選手を獲得するための制度で、選手は希望のチームを選ぶことができます。

