特に注目を集めたのは、ベテラン捕手の小林誠司(36)です
彼は「9番・捕手」で先発出場し、第1打席で左翼席最前列へ飛び込むソロ本塁打を放ちました
練習試合の内容
この試合は無観客で行われたが、飛躍的なパフォーマンスにはベンチからの盛り上がった声が響きました小林は試合後、「相手の選手が初球からすごくいいスイングをしていたので、負けないように打ちにいけた結果です」とコメントし、自己のプレーへの自信を見せました
彼は今季がプロ12年目ですが、出場機会はわずか14試合で、打率は.143と低迷していました
小林誠司と田中将大投手とのコンビ
今季の中日戦では、1学年上の田中将大投手とバッテリーを組み、日米通算200勝達成の瞬間を共有しましたこれに対し、田中投手は「リズムよく引っ張ってくれた
非常に助かりました」と小林に感謝を述べました
CSに向けて、8日から行われるフェニックスリーグにも出場し、引き続き田中とコンビを組む予定です
長野久義外野手も調子を上げる
また、6日から1軍に合流した長野久義外野手(40)は、5回の打席で三塁線を破る二塁打を記録しました阿部監督は「代打の戦力として置こうかな」というコメントを残しており、彼に対する信頼を示しています
クライマックスシリーズへの決意
小林は、「とにかくチームが勝てるように、必死になって強い気持ちを持って頑張りたい」と意気込みを語り、ポストシーズンでの日本一を目指す決意を固めていますベテラン選手たちの存在感が、チームを支える大きな力となるでしょう
今回の練習試合で小林選手が示したパフォーマンスは、彼がチームにとって重要な存在であることを再確認させるものでした。特に、クライマックスシリーズの前に重要な戦力としての意識を高めているように感じます。打撃だけでなく、捕手としてのキャッチングやリードも期待される中、彼のベテラン経験がチームに良い影響を与えることを願います。
キーワード解説
- クライマックスシリーズとは?:プロ野球において、シーズン終了後に行われる特別なプレイオフの一部で、リーグ代表を決定するための戦いです。
- ソロ本塁打とは?:1人のバッターが打った本塁打を指し、誰も出塁していない状態でランニングホームランを打つことを意味します。

