この試合は、2026年3月に開催予定のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の選考を兼ねた重要な対外試合となる
記者会見には侍ジャパンの井端弘和監督(50)が出席し、選手の名前を一人一人読み上げ、期待を語った
韓国チームとはWBCの東京ラウンドで3月7日に対戦する予定であり、この試合がメジャーリーガーとの融合を図るための重要な前菜となる
発表されたメンバーは、11月6日から12日にかけて宮崎で合宿を行い、その後強化試合に臨む予定である
井端監督は、選手選考のテーマについて「競争が第一」と強調し、一部ポジションにおいては「国内組しかいないポジションがいくつかある」と述べ、選手がその中で勝ち抜くことを期待している
特に、二遊間(セカンドとショートのコンビ)と外野の一ポジションについて「そこできっちりと見極めたい」と課題を挙げ、メジャーリーガーとの競争を通じて「1人でも多く戦力になってくれれば」と述べた
前回WBCにおける優勝メンバーである岡本選手に対しては、「年齢も30近くになり、若い選手も多いので、引っ張っていってほしい」と、主軸として期待を寄せている
選出された選手メンバー
| ポジション | 選手名 |
|---|---|
| 投手 | 森浦大輔(広島)、隅田知一郎(西武)、大勢(巨人)、種市篤暉(ロッテ)、伊藤大海(日本ハム)、高橋宏斗(中日)、曽谷龍平(オリックス)、金丸夢斗(中日)、及川雅貴(阪神)、藤平尚真(楽天)、北山亘基(日本ハム)、平良海馬(西武)、西口直人(楽天)、松本裕樹(ソフトバンク)、松山晋也(中日) |
| 捕手 | 若月健矢(オリックス)、岸田行倫(巨人)、坂本誠志郎(阪神)、中村悠平(ヤクルト) |
| 内野手 | 牧秀悟(DeNA)、牧原大成(ソフトバンク)、村林一輝(楽天)、岡本和真(巨人)、小園海斗(広島)、野村勇(ソフトバンク) |
| 外野手 | 森下翔太(阪神)、五十幡亮汰(日本ハム)、岡林勇希(中日) |
キーワード解説
- 侍ジャパンとは?日本代表のプロ野球選手で構成され、国際大会に参加するチームのこと。
- ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)とは?世界各国の野球代表が競い合う国際大会。
- 二遊間とは?野球におけるセカンドとショートの守備位置のこと。

