会議は3時間以上に渡り、約90人の候補選手がピックアップされました
この中には健大高崎高校の石垣元気投手(3年)、青山学院大学の中西聖輝投手(4年=智弁和歌山出身)、創価大学の立石正広内野手(4年=高川学園出身)などが含まれています
指名候補の検討
井上一樹監督(54)は、選手の指名について慎重な姿勢を見せ、「投手を優先するか、あるいはこの素材(野手)が他を上回る場合には野手を選ぶ可能性もある」と述べ、決定はまだ下されていないことを強調しましたまた、スカウト部長の堀中寛樹も「即戦力が求められるが、投手か野手の選定には至っていない」と語りました
昨年の成功に向けた意気込み
指名候補には、スタンフォード大学の佐々木麟太郎内野手(20=花巻東)が名前が挙がりましたが、指名の可否については会議中に結論は出ていませんでした井上監督は、昨年のドラフトで金丸夢斗投手(22)を引き当てた実績を引き合いに出し、今年も重複指名がある場合には自らくじを引く覚悟を示しました
投手陣の疲労
今季、特に9月に入ってから投手陣の疲労が顕著となり、チーム成績に影響を与えたことから、新たな即戦力投手の獲得が急務とされています井上監督は「投手は何枚あってもいい」と述べ、チーム強化に向けた強い意志を見せました
中日ドラゴンズのスカウト会議で、井上一樹監督が将来のドラフトに向けた選手選定に慎重な姿勢を示した。特に即戦力投手を重視する考えが見え、昨年のドラフトの成功が今年にも影響を与えそうだ。
キーワード解説
- スカウト会議とは? 監督やスカウトが集まり、選手の選考やドラフト戦略を話し合うミーティングを指します。
- 即戦力とは? すぐに試合に出られる能力を持った選手のことで、短期間でチームに貢献できる選手を求める際に用いる言葉です。
- ドラフトとは? プロ野球チームが選手を指名する制度で、新たな選手を加入させるための重要なイベントとなります。

