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巨人・戸郷翔征、WBC出場へ向けた自主トレを開始

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巨人・戸郷翔征選手(24)は、2025年1月13日に宮崎・延岡市の母校、聖心ウルスラ学園高で自主トレーニングを公開しました

来春に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けて「圧倒的な成績を残さないといけない」と語り、自己の目標として先発投手の最高栄誉「沢村賞」を掲げました

圧倒的成績を求める戸郷

戸郷選手は、3月28日のヤクルト戦(東京ドーム)での2年連続開幕投手の座を目指し、本格的なトレーニングを開始しています

「雪辱の舞台はリーグ優勝、日本一の先に待っている」と意気込みを見せ、母校での練習を公開しました

WBCへの強い思いを伝えながら、「すごく出たい気持ちがある

そのためには今シーズン、圧倒的な成績を残さないといけない」「日本一を達成して、選ばれるように頑張りたい」と目標を掲げました

沢村賞の条件

「沢村賞」について簡単に説明すると、先発投手に与えられる賞で、優秀な投手を選出するための基準がいくつかあります

具体的には、15勝以上、10完投以上、200イニング以上など、合計7項目が選考基準となっています

昨シーズンは、これらの条件をクリアする投手がいなかったため、5年ぶりに受賞者がいませんでした

戸郷選手は昨季、15勝3敗を記録した元チームメイトの菅野選手を例に挙げ、「勝ち星でいくと15勝以上は確実にしないと取れない」と語りました

国際舞台での経験が糧に

昨年の国際大会「プレミア12」では、台湾との決勝戦に先発し、5回4失点で敗戦投手となり、「すごく悔しい」と振り返っています

この悔しさをバネに、今季はさらなる成長を目指します

戸郷選手は、内側に日の丸が刺繍された特注のグラブを使用予定であり、「僕の自主トレから羽ばたいてもらうとうれしい」と語り、チームメイトとの再会を楽しみにしています

状態をゆっくり上げていく取り組み
戸郷選手は例年よりもトレーニングの状態を「徐々に上げる」ことを重視しています

昨年12月中旬から体を作り始め、最初は距離10メートルのキャッチボールからスタートし、約65メートルの距離で強いボールを投げ込んでいます

今後、山崎選手との競争が予想される中、「簡単に開幕投手の座を渡すわけにはいかない

もちろん開幕投手を狙う」と闘志を燃やしています

戸郷翔征選手の自主トレーニングやWBCへの意気込みは、ファンにとっても期待が高まるニュースです。彼の「圧倒的な成績」が、プロ野球界にどのような影響を与えるのか注目したいところです。
キーワード解説

  • 自主トレーニングとは?トレーニングを自分自身で行うことを指し、選手が競技力を向上させるために重要な時間です。
  • 沢村賞とは?日本のプロ野球で先発投手に贈られる賞で、特に優れた成績を収めた選手に与えられます。
  • ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)とは?世界各国の野球代表が競う国際大会で、選手たちの活躍に注目が集まります。

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