彼は本拠地エスコンフィールドで投球練習を行い、11日に予定されているオリックスとのCSファーストステージ初戦に向けて、調整を進めている
「まだCSで勝っていないので、初勝利を付けたい」と語る伊藤は、今年二度目のCS登板に向けて特別な思いを抱いている
投球練習では、32球を投げ、タイミングの合わなさを感じたため、トレーニングで北山コーチから姿勢や腹圧についての助言を受けた
この「腹圧」とは、腹部の筋肉を使って身体を支えることにより、投球時の安定性を向上させる重要な要素である
その後、伊藤は“おかわり”で5球を投げ、「いい感じで終われた」と満足の表情を浮かべた
ファーストステージでは、2戦目は北山投手、3戦目は達投手が先発する見込みであり、下克上を目指す日本ハムにとって、初戦は極めて重要な一戦となる
伊藤は、「相応の緊張もあると思うが、良いリズムを持ってこられるかが大事」と、緊張感を持ちながらも冷静に意気込みを語った
伊藤選手のCSでの初勝利に対する強い意気込みは、ファンやチームメイトに勇気を与えるものです。投球時の微調整に気をつけている姿勢は、プロ選手としての実力を感じさせます。彼の成長が日本ハムの勝利にどう繋がるのか、期待が高まります。
キーワード解説
- クライマックスシリーズ（CS）とは？プロ野球の特別なプレーオフシステムで、各リーグの上位チームが日本シリーズ進出を争います。
- 腹圧とは？腹部の筋肉を意識的に使い、体を安定させることで、姿勢や動きの精度を向上させることです。
