中日・高橋宏斗、WBC出場へ向けて強い意気込みを見せる

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中日ドラゴンズの高橋宏斗投手(22)は、2025年3月に開催予定の第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場に向けて、強い情熱を抱いている

彼は11月15日と16日に東京ドームで行われる「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本vs韓国」に選出され、バンテリンドームにおいて9日に会見を行った

会見では「とても嬉しいですし、再び日の丸を背負って野球ができる喜びがあります

責任を持って挑戦したい」と意気込みを語った

高橋選手は前回のWBCにも20歳で選ばれ、決勝戦となったアメリカ戦では3番手として登板し、1回を無失点に抑える活躍をした

特に、元MVPのトラウト選手やゴールドシュミット選手から連続三振を奪い、ナ・リーグ二冠のシュワバー選手も抑えたことから世界一に貢献した

しかし、WBCの再選出に向けた高橋選手の状況は決して楽観できるものではない

今年度の成績は8勝10敗、防御率2.83と昨年獲得した最優秀防御率(1.38)から落ちている

「(日韓戦に選ばれた)他の投手は皆素晴らしい投手です

今年の成績で選ばれる選手ではないと自分でも感じています」と冷静に受け止めている

日韓戦で彼と競う仲間には、中日から最多セーブを挙げた松山選手や同い年の金丸選手も選ばれている

井端監督は松山選手を守護神候補に考えており、金丸選手の適性もチェックするつもりだが、同じチームから3人投手が選出される可能性は低い

「まずは、そこに自分が立たなければ意味がないと思います

しっかりアピールできるように頑張りたい」と決意を新たにしている

果たして日韓戦でのパフォーマンスがWBCへの切符を手に入れる鍵となるのか、その行方が注目される

高橋宏斗選手の今後の挑戦は、WBC出場に向けた重要なステップとなります。昨年の輝かしい成績との対比が彼の心理にどのような影響を与えているのか、非常に興味深いです。彼の競争心と責任感の強さが、今後の成績向上につながることを期待したいです。
キーワード解説

  • WBCとは?:ワールド・ベースボール・クラシックの略称で、国別に行われる国際野球大会です。世界中の選手が自国を代表して戦います。
  • 防御率とは?:投手が登板したイニングに対する失点の割合を表す指標で、低いほど投手の実力が高いとされます。
  • セーブとは?:試合を勝利に導いた救援投手の成績の一つで、リードを保ったまま試合を終えた場合に記録されます。

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