日本ハム・水谷選手、オリックスとのCSで昨年の雪辱を果たす決意示す

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日本ハム・水谷、オリックスとのCSで昨年の雪辱を誓う

2025年10月11日、日本ハムの外野手・水谷瞬選手(24)がオリックスとのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージに向けて、最終調整を行った

エスコンフィールドでの打撃練習では、何度も快音を響かせ、リードオフマンとしてチームを勝利に導く決意を示した

CS出場経験と過去の痛み

水谷選手は、昨年のCSファイナルでの苦い思い出を背負い、「昨年の借りを返す時が来た」と強い意志を語った

昨年のCSでは、出場した4試合で6打数無安打、5三振という結果に終わり、本人にとっては屈辱的な体験であった

この経験から、ポストシーズンでの厳しさを痛感し、自らの信頼の薄さをも認めざるを得なかった

今シーズンの成果と成長

今シーズンは左脇腹の違和感から出遅れたものの、6月に再昇格し、その後の成績は向上

87試合の出場に対し、12本塁打、41打点を記録し、キャリアハイを達成した

水谷選手は、「今年は“信頼を勝ち取る”をテーマに掲げてきたが、まだまだ満足していない

ただ、2年連続で一定の数字を残せたことは良かった」と振り返った

CSでの勝利への意気込み
勝負はここからという水谷選手は、相手先発の山下投手とは対戦経験がないものの、「個人の成績はもう関係ない

CSで打率が高くても、最終的にチームが勝つための一本を打つことが大事だ」と口にした

CSの借りを返すための戦いが、今まさに始まる

水谷選手の雪辱の一打が、チームの逆襲の号砲となることに期待が寄せられる

水谷選手が昨年のクライマックスシリーズでの失敗を乗り越えようとする姿勢は、強い意志力を感じさせます。過去に屈辱を味わったことで、今回のポストシーズンに対する覚悟がより一層増しているようです。今年の数字だけでなく、チームの勝利に貢献することを第一に考える姿勢は、若手選手として素晴らしい成長を示していると言えるでしょう。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズ(CS)とは?ポストシーズン制度の一部で、プレーオフとしてチーム同士の激闘が繰り広げられる重要な試合です。
  • リードオフマンとは?試合の打順で一番最初に打席に立つ選手のことで、チームの攻撃のスタートを切る役割を果たします。
  • キャリアハイとは?選手がこれまでのキャリアの中で記録した最高の成績を意味し、その年の活躍が評価される指標となります。

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