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大阪桐蔭・森陽樹投手、目指すは夏の日本一とドラフト1位指名

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 アマチュア野球の有力選手にスポットを当てる「スポニチ調査ファイル」の番外編として、大阪桐蔭高の森陽樹投手(2年)が注目を集めている

彼は今秋ドラフトの上位候補とされており、特に「夏の日本一」と「高卒ドラ1」を目標に掲げて、新たなシーズンに挑む最速153キロの右腕だ

目標に向けた熱意

 森投手は1月5日、大阪府大東市のグラウンドで練習をスタートさせた

年始の決意を語る中で、「まずは全員で夏の日本一を狙い、最終的にはドラフト1位でプロ野球選手になることが目標です」と力強く誓った

身長1メートル90、体重92キロの堂々たる体格を生かし、全力で目指す日本の頂点を見据える

体作りとスピード向上

 「まずは体を強化しなければ」と語る森は、オフシーズンから走り込みやウエートトレーニングを通じて下半身を重点的に強化している

在籍する高校野球のチームでは、個人技だけでなく、チーム全体の躍進を考えて行動している

ストレートへのこだわり

 彼にとっての最大の武器はストレートであり、「相手打者にどんどんストレートで押していくのが自分の強みです」と自己分析を行う

過去に最高速で153キロを計測したが、夏までに155キロに達することを目指してさらなる修行に励む

憧れの選手との比較
 森選手が敬愛する佐々木朗希投手は、160キロ超の速球と切れ味の鋭い変化球を武器にしている

森選手は、身長や体格がほぼ同じであることから、彼を目標に掲げているが、フォームについては自分のスタイルを大切にしている

 「入学以来、ずっと“ドラフト1位で行く”と決めてきた

その目標に向かってブレずに進んでいきたい」と森選手は自信を持って語る

夏の日本一とドラフト1位指名、そしてプロ野球選手へ向けての道筋は、彼の努力と情熱によって拓かれるだろう

◇森 陽樹(もり・はるき)2017年(平19)8月1日生まれ、宮崎県延岡市出身の17歳

小学1年から野球を始め、聖心ウルスラ学園聡明中では軟式野球部に在籍

その後、大阪桐蔭に進学し、現在は背番号1

大阪桐蔭の森陽樹投手が持つ高い目標は、多くの若手選手に影響を与える。彼の努力や情熱は、将来のプロ入りを目指す選手たちの模範となるだろう。また、目標に向かう姿勢は、ファンからの支持を得る要因ともなる。

キーワード解説

  • ドラフト1位とは?プロ野球におけるドラフト制度は、各球団が新しい選手を一定のルールに従って選ぶ制度を指します。選ばれることにより、プロとしての道が開かれます。
  • ストレートとは?野球におけるストレートは、投手が直球として投げる球種で、通常は最も速い球であるため、打者にとっては難しい球でもあります。

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