伊藤大海がクライマックスシリーズ初戦での力投を披露

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伊藤大海、クライマックスシリーズ初戦での完璧な投球で勝利を導く

◆2025 パーソル クライマックスシリーズ パ・ファーストステージ 第1戦 日本ハム2―0オリックス(11日・エスコンF)「2025 パーソル クライマックスシリーズ パ」の第1ステージ(S)が11日、ついに開幕しました

この初戦において、日本ハムの先発・伊藤大海投手(28)はオリックスを相手に、7回を投げて4安打無失点、さらに9奪三振を奪う力投を見せました

この勝利により、日本ハムは同ステージ突破に王手をかけました

今季、伊藤は14勝を挙げてパ・リーグ最多勝と最多奪三振の2冠に輝いたエースであり、新庄剛志監督(53)の期待に応える形で開幕投手に起用されました

試合後、エスコンフィールド北海道のヒーローインタビューに登場した伊藤は、「万波、郡司の後だとやりづらいな」と照れくさそうに語り、大きな声援が彼に向けられました

これが彼が大トリにふさわしい存在であることを物語っています

立ち上がりに直球が走っていないことを自覚した伊藤は、冷静さを保ちながら心を落ち着け、「とにかく冷静にいこう」と自分に言い聞かせ、カットボールを多投しました

このカットボールは、150キロ近い球速で本塁付近で小さく曲がる軌道を持つため、特に右打者に対して効果的でした

伊藤は昨季のクライマックスシリーズで苦い経験をしたことも忘れられず、その教訓を生かしました

前回のシリーズでは、高い授業料を払ったなと苦笑いしながらも、大一番ほど冷静になる重要性を学んだという言葉が思い出されます

また、仲間からの言葉にも助けられました

5回には先頭打者の宗に四球を与えた際、同学年の三塁手・郡司が近づいて「もうバテたんか」と声をかけ、これがきっかけで再びエンジンがかかったといいます

それにより、7回115球を投げ切るまでスタミナを維持しました

新庄監督は試合後に、初回のピンチを乗り切った伊藤を称賛し、「味方のミスをカバーする良いチームだ」と強調しました

圧倒的なエースによる投球で、完封勝利を収めた日本ハム

2025年のクライマックスシリーズは、正攻法がしっかりと奏功した試合となりました

今回の試合での伊藤大海投手のパフォーマンスは見事でした。彼は若いながらもエースとしての責任を果たし、冷静さを持ちながら試合を進めました。仲間からの言葉や、昨季の苦い経験を生かしたアプローチが功を奏し、結果につながったと思います。これからのシリーズでも、彼の活躍が楽しみです。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは?プロ野球のポストシーズンで行われる試合で、リーグの頂点を決めるための非常に重要な戦いです。
  • エースとは?チームの最高の投手を指し、試合の勝敗に大きく影響を与える選手です。
  • カットボールとは?ボールが投球された後に少し曲がる球種で、打者にとっては打ちづらい球になります。

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