DeNAが延長戦で巨人を撃破、サヨナラ勝利でファイナルS進出決定

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◇セCSファーストステージ第2戦 DeNA 7―6 巨人(2025年10月12日 横浜)セ・リーグの2位に位置する横浜DeNAベイスターズが、3位の読売ジャイアンツを相手にサヨナラ勝利を収め、2年連続でファイナルステージに進出しました

この試合では、DeNAが2度のビハインドをひっくり返すという粘り強さを見せました

特に目を引いたのは、延長11回の攻撃での劇的なプレーです

0アウトの状態から、石上泰輝内野手(24)がヘッドスライディングを駆使して二塁内野安打を放ち、その後の盗塁も成功させました

続く林の適時打により、同点のホームを踏み、チームの士気を高めました

試合の開始直後、DeNAは初回に5点を奪われましたが、失策の影響を受けた石上選手は試合を振り返り、「取り返すという思いを常に持って打席に立っていた」と語りました

その後、初回の裏で2アウトから一、二塁のチャンスで同点の3ランを左翼スタンドに放ち、一気に流れを引き寄せました

「追い込まれていたが、しっかり反応できた」と胸を張る場面が印象的でした

試合後、石上選手は「全力で出し切るという覚悟でプレーしている」と語り、次戦の甲子園で行われる阪神とのファイナルステージに向けて意気込みを示していました

今回の試合は、DeNAの執念と選手の個々の粘り強さが光った内容でした。特に石上選手は絶体絶命の状況からの同点打で、チームの勢いを引き上げました。ファイナルステージに向けて、さらなる成長が期待されます。
キーワード解説

  • サヨナラ勝利とは?試合時間が終了した際に同点の場合、延長戦に入り、最後の攻撃で得点を挙げて勝利を収めることを指します。
  • ビハインドとは?試合の進行中に自チームのスコアが相手チームよりも低い状態、つまり負けている状況を意味します。
  • ヘッドスライディングとは?走者が塁に到達する際に、体を前に倒してスライディングすることで、タッチを避けたり、俊敏に塁に入る技術を指します。

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