ヤクルト・赤羽由紘が「脱ユーティリティー」を宣言、来季に向けた意気込みを語る

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
東京ヤクルトスワローズの内野手、赤羽由紘選手(25)が12日、来季に向けた抱負を語り、育成出身6年目としてのさらなる進化を誓った

彼は「脱ユーティリティー」を掲げ、特定のポジションでのレギュラー獲得を目指すと明言した

ポジション争いは激化

新監督の池山隆寛氏は、レギュラー争いを一層厳しくする意向を示しており、チーム内の競争が強化される見込みだ

「ダイヤモンドは白紙」という言葉には、選手全員にチャンスが与えられるということが含まれている

赤羽選手は、内外野を守れるユーティリティーの特性を活かし、今季は1軍にフル同行したが、自己最多の103試合に出場したことから自らの立ち位置を明確にしている

ユーティリティーの難しさ

赤羽選手は、ユーティリティーとして献身的にチームを支えてきたものの、一年間を通して特定のポジションで戦うことは難しいとの認識を持っている

各ポジションに対応できる能力は重要だが、自身の成績向上には専念するポジションが必要であるという考えがある

来季の目標とトレーニング

今季は打撃の波が激しく、特に上半身の力に頼る傾向があったが、オフシーズンでは下半身の強化に取り組むことを決意した

赤羽選手は「調子の波をなくす取り組みをし、来年は違った姿を見せられるように」と、自らの成長への意欲を語っている

赤羽選手の「脱ユーティリティー」という宣言は、自身のキャリアを見つめ直す重要なステップであり、特定のポジションでのプレーに専念して成長を目指す姿勢が印象的です。新監督の指導のもとで、競争が激化する中での彼の進化に期待が寄せられます。
キーワード解説

  • ユーティリティープレーヤーとは?:試合の状況によって複数のポジションをこなすことができる選手を指し、チームに柔軟性をもたらす存在です。
  • レギュラーとは?:チーム内で定期的に出場する選手のことで、重要なポジションを担う選手を指します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。