雨音の響く中、甲子園には森下選手のバットから放たれる快音が鳴り響き、ポストシーズンに向けたその勝負強さは衰えを見せません
森下選手は、「(状態は)ぼちぼちって感じですね
もっとできるなという部分の方がシート(打撃)を通して自分の中では強くあるので、もうちょっといい形で持っていきたいなと思います」と話し、自身のプレーへの意欲を示しました
シート打撃では1死満塁の第3打席で、左腕の島本浩也選手から2点中前打を放ち、第4打席には育成選手のマルティネス選手の直球を捉え左前安打を記録しました
前日の11日には、1死二、三塁の場面で湯浅選手から中前適時打を放ち、好機を逃さない姿を見せました
実戦は2日に行われたヤクルト戦(甲子園)を最後に遠ざかっており、フェニックス・リーグの出場も悪天候を考慮して取りやめとなっています
しかし、15日から始まるクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージに向けて、実戦勘の不安が指摘されていましたが、森下選手のバットはしっかりと振れており、結果も伴っていました
ただし、森下選手は「構えとか姿勢とか意識しているので(もっとできる部分は)そういうところですね」と語り、さらなる成長を目指しています
11日のシート打撃では、4番の佐藤輝選手と5番の大山選手がそれぞれホームランを放ち、3番の森下選手がシーズン通り勝負強さを発揮しました
藤川監督も「攻撃面に関しては非常に
15日から不安なくいけると思います」と手応えを示し、森下選手もここから最後の仕上げに入るようです
「いいピッチャーと(対戦)できるので、より高い意識をと思ってやってます」と意気込みを見せました
阪神の背番号1に死角はないといえるでしょう
今回のシート打撃での森下選手のパフォーマンスは、ポストシーズンを控えた阪神タイガースにとって非常に心強いものでした。実戦から遠ざかっている中での調子の良さは、チーム全体にとって大きなプラスになるでしょう。特に、彼の勝負強さは、CSでも期待されるポイントです。
キーワード解説
- シート打撃とは?:シート打撃は、選手が実際の試合を想定しながらバッティング練習を行う方法で、打撃タイミングを調整するために用いられます。
- クライマックスシリーズ(CS)とは?:クライマックスシリーズは、日本のプロ野球でポストシーズンのチャンピオンを決定するための形式で、通常、プレーオフとして行われます。

