しかし、その期待を一身に背負う選手たちは、重圧や怪我の影響から期待に応えられずに苦しむことも少なくありません
今回は、2023年シーズンに戦力外通告を受けたドラフト1位選手、原樹理を取り上げます
原樹理のプロフィール
原樹理選手は、1993年7月19日生まれ、身長180cm、体重79kg、右投げ右打ちのピッチャーです彼は、東洋大姫路高を経て、東洋大学で活躍し、2015年のドラフト1位で東京ヤクルトスワローズに入団しました
プロ入りからの成績
プロ1年目の2016年には、初勝利を挙げたものの、13試合の登板で2勝8敗、防御率5.91という結果でした2年目の2017年では、先発及び中継ぎで131回1/3を投球し、3勝11敗、防御率3.84の成績を収めました
好投する試合も見られましたが、なかなかチームの打線が援護できない時期が続きました
復活の兆しと苦悩
2018年には6勝7敗、防御率3.09と活躍し、2021年の優勝にも貢献しましたその際の成績は9試合で3勝1敗、防御率2.30でした
しかしその後、2022年には8勝7敗を挙げたものの防御率は4.85へと悪化
2023年シーズンは一軍登板なしで終わりました
戦力外通告と今後
最近のシーズンでは中継ぎとして7試合に登板し、防御率1.80を記録しましたが、今季は二軍で34試合登板し、防御率7.32と苦しい内容が続きました2023年9月29日に戦力外通告を受け、プロとしてのキャリアを振り返ることになりました
NPB通算成績は124試合で27勝43敗、防御率4.14です
今後の進路については未定ですが、原選手の次なる決断が注目されます
原樹理選手が戦力外通告を受けたというニュースは、彼のキャリアを考えると非常に残念な結果と言えます。ドラフト1位選手としての期待を背負いながら、数々の試練を乗り越えてきた彼の努力が報われないという現実は、プロ野球の厳しさを物語っています。今後の彼の進路がどのようになるのか、大変興味深いところです。
キーワード解説
- ドラフト1位選手とは?プロ野球において各球団が選手を指名する際の最上位の指名権を得た選手のことを指します。
- 戦力外通告とは?選手がプロチームの一員として今シーズンプレーすることができなくなることを意味します。
- 防御率とは?投手が自責点を抑えた試合数に基づいて、与えた自責点の割合を示す指標で、この数字が低いほど投手の成績が良いことを示します。

