ソフトバンク、前評判を上回る成績でクライマックスシリーズ進出

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モイネロはHQSを6度達成&対戦防御率1点台

2025年10月14日、パーソル クライマックスシリーズ パ ファイナルステージがみずほPayPayドームで開幕する

リーグチャンピオンの福岡ソフトバンクホークスと2位の北海道日本ハムファイターズが、SMBC日本シリーズ2025への出場をかけた短期決戦に挑む

レギュラーシーズンの対戦成績はソフトバンクが13勝12敗と勝ち越しており、ホームのみずほPayPayドームではソフトバンクが7勝、日本ハムが5勝と優位に立っている

ソフトバンクの中でも特に注目されるリバン・モイネロ投手は、日本ハムとの対戦でこれまでに6度のHQS(ハード・クオリティ・スタート)を達成

HQSとは、投手が7イニング以上を投げ、自責点を2点以下に抑えることを指し、ゲームの勝敗に大きく影響する重要な指標である

今季は24登板のうち、8登板を日本ハム戦としており、その防御率は1点台と圧倒的な成績を誇る

中継ぎ陣の好調ぶり

さらに、ソフトバンクの中継ぎ陣も好成績を収めている

最優秀中継ぎ投手賞に輝いた松本裕樹投手は、日本ハム戦での登板11試合を通じて無失点を記録

藤井皓哉投手とセーブ王の杉山一樹投手は、イニング数を上回る三振を奪うなど、圧倒的なパフォーマンスを見せている

打撃陣では、首位打者になった牧原大成内野手が対戦打率.270を誇り、特に夏以降に調子を上げてきた

日本ハム戦では8月と9月に複数安打を5度記録するなど、打線の中心としての存在感を示している

一方で、柳町達外野手は意外にも打率.187と苦戦しており、今後の打撃の改善が期待される

残念ながら近藤健介外野手は負傷のためファイナルステージを欠場する見込みだが、それでもソフトバンクは各選手の持ち味を発揮しながら、勝ち上がってきたチーム

これからの戦いに期待が高まる

今季のソフトバンクは、リバン・モイネロ投手を筆頭に素晴らしい成績を残しており、日本ハムとのクライマックスシリーズでもその実力を発揮することが期待されています。投手陣のみならず打撃陣も充実しており、特に牧原選手が活躍している点は興味深いです。チーム全体の戦力が整っているため、ファイナルステージでの熱戦が期待されます。
キーワード解説

  • HQSとは?HQSはハード・クオリティ・スタートの略で、投手が7イニング以上を投げ、自責点2点以下で抑えた場合を指します。この指標は、ピッチングパフォーマンスの差を示す重要なものです。
  • 中継ぎとは?中継ぎは、先発投手が降板した後に登板する投手を指します。試合の流れを切り替え、最後まで試合を支える重要な役割を担っています。

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