巨人・阿部監督がシーズン総括と来季構想を発表

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巨人・阿部慎之助監督(46)は10月15日、大手町の読売新聞東京本社で山口寿一オーナー(68)に今シーズンの終了報告を行いました

今季の成績は70勝69敗4分けで、リーグ戦は3位、さらにクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージでは横浜DeNAベイスターズに2連敗し、早期敗退を余儀なくされました

阿部監督は、悔しいシーズンの振り返りとして「来年への提案もしてくださったり、私からも今シーズンの悪かったところを洗い出し、意見を交わしました」と語りました

監督としての立場から、シーズン中の問題点を正直に共有する姿勢が印象的です

来季に向けての取り組みとして指摘されたのは、選手に対するメンタルケアの強化です

近年、SNSを通じた誹謗中傷が増えている現状を考慮し、阿部監督は「選手を守るという対策に取り組むつもりです」と明らかにしました

また、球団としてもメンタルケアの専門家を導入する意向を示しました

さらに、秋季練習についての計画も発表され、例年行われる宮崎キャンプを実施せず、東京都稲城市のジャイアンツタウンと川崎市のジャイアンツ球場の室内練習場を利用して、午前と午後に分けた“巣ごもりキャンプ”を行うことが決まりました

今シーズンの巨人は、結果として3位でクライマックスシリーズに進むも、早期に敗退してしまいました。阿部監督が選手のメンタルケアに注力する姿勢が見受けられ、新たな取り組みが期待されます。選手たちが来季に向け、心身ともに成長できる環境が整うことが求められています。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは?プロ野球において、レギュラーシーズンの後に開催されるプレーオフ形式の試合です。上位チームが最後のタイトルを目指して競い合います。
  • メンタルケアとは?選手や選手たちの心の健康を守るためのサポートです。精神的なストレスを軽減し、パフォーマンスを向上させるために重要です。
  • 巣ごもりキャンプとは?選手たちが集中して練習を行うために、特定の場所に閉じ込められた状態で行うキャンプ形式の練習です。

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