この自主トレーニングは、2025年シーズンに向けた準備の一環であり、年末の契約更改の際に「僕も変わる」と宣言した菊池選手の意気込みが感じられます
菊池選手は、2015年以来10年ぶりとなる全143試合出場を目指すと意欲を燃やしています
この言葉には、身体のコンディションを整え、チームの得点力不足を解消するために全力を尽くす姿勢が表れています
自主トレには後輩の矢野選手や阪神の熊谷選手、中日の田中選手、樋口選手、さらにはヤクルトの村上選手が途中合流するなど、多彩な若手メンバーが参加しました
トレーニングの中で、菊池選手はおおよそ1時間にわたり若手選手と内野ノックやフリー打撃に取り組みました
菊池選手は「(自主トレを開始して)1週間ぐらい
楽しいね
新しいメンバーと、新しい発見をしながら、僕も勉強しながらやりたい」と述べ、若手選手への助言も惜しみませんでした
特に、矢野選手の送球動作に関して「左手が死んでしまう」と指摘し、どのように力を入れればより安定した送球ができるかを実践しながら教えました
さらに、監督の新井監督が「来季は変化する年」と発言し、菊池選手も「僕も変わらないといけない」と意識を新たにしています
先頭に立って行動する決意を示した菊池選手は、今季の目標として「まずはしっかり試合に出ることが大事」と語りました
昨季は136試合に出場しており、全143試合出場に向けた強い決意を表しています
打撃面においても改善が必要と認識しており、昨季の打率が.241だったことについて反省の念を示しました
契約更改では「来季はもっと打って貢献する」と誓い、自主トレではバットのヘッドを「立っているイメージ」でスイング練習に取り組んでいます
「みんなが個々に打てば点は入る
その1人になれたらいいなと思う」との意気込みも見せています
現在34歳を迎える菊池選手は、名手としての誇りを持ちつつ、自主トレを通じて若手選手とのコミュニケーションを大切にし、今季はバッティングでの活躍にも注目が集まります
菊池選手の自主トレーニングには、経験豊富な選手が若手選手を指導し合う姿が印象的です。彼の「自分も変わる」という意気込みは、チーム全体に良い影響を与えることでしょう。また、打撃面での自己改善に向けた真摯な取り組みも、ファンやチームメイトに勇気を与える要素となります。
キーワード解説
- 自主トレとは?自主トレは自発的に行うトレーニングのことで、選手がチームに所属しない期間でも自分自身のコンディションを整え、スキルを向上させるための練習を指します。
- 得点力不足とは?得点力不足は、チームが試合において得点を上げる能力が不十分であることを意味します。これは、打撃力や走塁力の低下によって引き起こされます。
- ゴールデングラブ賞とは?ゴールデングラブ賞は、メジャーリーグや日本のプロ野球において守備が優れている選手に授与される賞です。守備力の象徴とも言える存在です。