クライマックスシリーズ初戦:阪神とソフトバンクが白星スタート

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プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)は15日、セ・パ両リーグでファイナルステージ(6試合制)が始まりました

セ・リーグでは阪神がDeNAに2―0で競り勝ち、パ・リーグではソフトバンクが日本ハムに2―1でサヨナラ勝ちを収めました

これにより、両チームともアドバンテージの1勝を含めて通算2勝としました

阪神2―0DeNA

阪神は六回に森下と小野寺の適時打で2点を先行しました

先発の村上は5回無失点と安定した投球を見せ、及川、石井、岩崎と続く救援陣も見事な投球でDeNAの得点を阻止しました

一方、DeNAは七回まで毎回走者を出すも、好機を生かしきれずに試合を終えました

近本三盗 森下決勝打

六回一死二塁の場面で、阪神の近本選手は敵投手の油断を突いて三盗を決めました

この次の打席で森下選手が中堅に適時打を放ち、近本が生還

これにより先制点を奪うことができました

阪神は続く攻撃でも積極的な走塁を見せ、最終的に2点目を追加しました

鉄壁救援陣 強打封じる

阪神の守備陣は、エース村上が投げ続けた後も及川がピンチをしのぎ、石井、岩崎と続いてDeNAの強力打線を封じ込めました

阪神・藤川監督は、この勝利を「チーム全員の力、ファンを含めて、すごくタイガースらしいゲームだった」と評価しました

一方、DeNA・三浦監督は「投手の東はよく粘ったが、打線が最後まで押し切れなかった」と語りました

阪神とソフトバンクのクライマックスシリーズ初戦の勝利は、両チームにとって大きな意味を持つものでした。特に阪神の近本選手の盗塁や、森下選手の適時打は、試合の流れを大きく変える要因となりました。CW連覇を目指す中で、選手の集中力やチームワークが試された場面が多く、今後の試合にも期待がかかります。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは?プロ野球におけるシーズンの総決算的な位置付けで、プレーオフと呼ばれる試合を行い、リーグチャンピオンを決定する大会です。
  • 適時打とは?走者が得点するチャンスにおいて、打者がヒットを打つことで得点につながる打撃のことです。
  • 救援陣とは?先発投手が試合を投げきれなかった場合に投げるリリーフ投手たちのことで、試合を閉じる役割を果たします。
  • 盗塁とは?打者が安打を打った後、次の塁に進むために走る行為で、相手チームが投げるボールを避ける必要があります。

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