この熱戦では、セ・リーグの阪神がDeNAに2-0で勝利し、パ・リーグではソフトバンクが日本ハムに2-1でサヨナラ勝ちしました
両チームはともにアドバンテージの1勝を含め、通算2勝を獲得
第2戦の予告先発は、阪神が才木、DeNAが竹田、ソフトバンクが有原、日本ハムが福島と発表されました
ソフトバンク2-1日本ハム
ソフトバンクは延長戦でのサヨナラ勝利を収めました試合は七回に野村が放ったソロ本塁打で先制し、その後同点に追いつかれた十回に山川の適時打を活かして試合を決定づけました
一方、日本ハムの投手・達はCS初登板にもかかわらず、6回を無失点に抑える好投を見せましたが、打線が活かせず結果的に1点止まりとなってしまいました
試合は熾烈な投手戦を展開し、ソフトバンクの野村選手が勝負を動かしました
「モイネロが踏ん張ってくれた中で、何とか先に得点をと思った」と語る彼は、昨季は不調でCSや日本シリーズでも出番がなかったにもかかわらず、ここ一番で結果を出しました
七回に先頭打者として打席に立った野村は、代わったばかりの田中投手に対して粘りを見せ、最後は得意の高めの速球を捉え、鋭い打球を左中間テラス席に飛ばしました
「食らいついていこうとした結果が最高の形につながってくれた」と喜びを語りました
この豪快なバッティングの裏には、野村の地道な努力があることも特筆すべきです
試合前には変化球と直球を不規則に投げてもらい実戦感覚を養い、試合後も球場内でマシンを相手に打ち込む姿勢を貫いています
開幕当初は代走や守備固め要員であった彼ですが、ケガを抱えるレギュラー陣の穴を埋め、126試合に出場して12本塁打を記録しました
控えからチャンスを掴んだ野村選手について、小久保監督は「そういう準備を続けるのが王イズムであり、ホークスの文化」とし、主力選手の離脱が相次ぐ中での彼の努力を称賛しました
28歳の野村選手が、チームの強さを体現し続けています
今回のクライマックスシリーズ初戦では、ソフトバンクが日本ハム相手に劇的なサヨナラ勝ちを収めました。特に野村選手の活躍が光り、彼の努力と準備が勝利の要因となりました。また、投手陣の奮闘も印象的で、今後の試合展開がますます楽しみです。
キーワード解説
- クライマックスシリーズとは？プロ野球のシーズン終了後に行われるプレーオフの一部で、リーグ優勝を争うための特別なトーナメントです。
- サヨナラ勝ちとは？試合の最後の場面で得点を上げ、逆転して勝利することを指します。
- 投手戦とは？両チームの投手が相手打線を封じ込める激しい攻防を繰り広げる試合のことです。
