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中日の田中幹也選手、広島・菊池との自主トレで捕球・送球技術を向上

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中日ドラゴンズの内野手、田中幹也選手(24)が14日、静岡市内で広島東洋カープの菊池涼介選手(34)とともに行った自主トレーニングを公開しました

昨季112試合に出場し、「竜の忍者」と呼ばれる田中選手は、ゴールデン・グラブ賞を10度も受賞している菊池選手から「送球」と「捕球」の技術を学び、自身のスキルを高めることを目指しています

自主トレの背景

田中選手は、亜細亜大学の先輩である矢野選手から誘われ、菊池選手の自主トレに参加することができました

田中選手は「初めて聞くことばかりで充実しています

菊池さんは見るだけでお手本になる選手

そんな方でもまずは基本が大事と言っていました

」とその経験を語りました

技術指導の内容

自主トレでは約1時間にわたって行われたノック中、菊池選手の身ぶり手ぶりによる指導が行われました

菊池選手は、田中選手の守備について「非常に上手だが、送球の際のもったいないミスがある」と分析し、主に「捕球」と「送球」の2つのテーマに焦点を当てました

捕球技術の重要性

捕球とは、ボールを捕まえる動作のことです

田中選手は、「打球とグラブが衝突する場面もあったが、今はボールの力を利用して捕球できるように練習しています」と話し、名手と呼ばれる内野手の基本動作について学びました

これにより、不確定要素であるイレギュラーなどへの対応力が向上します

送球技術の向上
送球とは、内野手がボールを投げる行為で、捕球体勢によっては送球方法が異なることがあります

田中選手は、菊池選手から「普通のスローでもランニングスローでも投げ方は同じ」とアドバイスを受け、腕の振り方に気をつけることが身体の動きに与える影響を理解しました

正しい腕の動きを身につけることで、一塁手にとって捕球しやすくすることが目指されています

田中選手は、ゴールデン・グラブ賞を狙うために、菊池選手はもちろん、昨季二塁で初受賞した巨人の吉川選手などのライバルに打ち勝つ必要があります

田中選手が菊池選手との自主トレを通じて得た経験は、彼のキャリアにとって大きな影響を与えることでしょう。特に、捕球や送球の技術向上は、プロ野球選手にとって基礎中の基礎であり、その重要性を再確認できたことは大変意義深いです。また、菊池選手から直接指導を受けることは、若手選手にとって大きな刺激となり、モチベーションを高める機会となるでしょう。
キーワード解説

  • ゴールデン・グラブ賞とは?プロ野球の内野手や外野手による優れた守備を表彰する賞で、守備力が優れている選手に与えられます。
  • 捕球とは?ボールをグラブで受け止める行為を指し、内野手にとって非常に重要な技術です。
  • 送球とは?ボールを投げる動作を指し、特に内野手が一塁や他の塁にボールを投げる時に重要な技術です。

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