特に、「逆球」や「失投」を減らすため、右肩を開かない新たなフォームを追求している
この日、橋本選手はブルペンで打者を立たせ、82球を投げ込む練習を行った
「打者を立たせて両サイドに投げられるようにやっていました」と述べ、実践的な投球練習の重要性を語った
シーズンの始まりには、侍ジャパンの強化試合にも選ばれ、7月までの35試合に登板した彼は、2勝0敗、自己最多の12ホールドを記録するなど、チームにおいて重要な役割を果たしていた
しかし、8月には3連敗を喫し、2軍に降格
その後9月3日の阪神戦で1軍復帰を果たしたが、登板し1／3イニングで4失点という結果に終わり、再び2軍に降格することとなった
シーズン最終的には、42試合に登板し、2勝3敗、防御率3.38という成績でシーズンを終えた
橋本選手は、投げミスを減らすことが自身の成長につながると考えている
「逆球が多かったので、その確率を減らさないと成長できない」と痛感している様子だ
彼はさらに、「右肩の開きを我慢して投げれば、目指すラインに投げられる」とフォームの重要性を語り、次回の練習では100球を投げる意欲を示した
今秋のトレーニングで、彼は疲れても投げきれる新たなフォームを確立し、来シーズンにはフルに1軍で活躍することを目指している
テクニカルな改善を通じて、彼の成長が期待される
橋本選手が取り組んでいる投球フォームの改善は、今後の成長につながる重要なステップだ。彼の誠実な努力は、若い選手にとっても良い手本となるだろう。特に、ミスを減らす意識を持つことは、すべての選手に共通して必要な姿勢であり、今後の活躍が期待される。
キーワード解説
- 逆球とは？打者に対して狙った位置とは異なる方向にボールが飛んでしまう投球のことを指す。
- 失投とは？投手が意図していない位置に投げてしまうことを意味し、打者にとって打ちやすいボールになることが多い。
- フォームとは？選手がボールを投げる際の身体の動きや姿勢のことを指し、正しいフォームが求められる理由は投球の精度に影響を及ぼすからである。
