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中日・大野雄大投手、自主トレ公開で走り込みの意欲を示す

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中日ドラゴンズの大野雄大投手(36)が、沖縄県北谷町のアグレスタジアム北谷で自主トレーニングを公開しました

昨シーズンはわずか2勝に終わった左腕は、第一線で活躍する年上の投手たちに触発され、より一層走り込みに力を入れる考えを明かしました

いつもとは違う早期の仕上がりで、球春の到来を心待ちにしています

ブルペンでの準備状況

北谷のブルペンでは、心地よいミット音が響きわたり、大野が「体の状態はすごくいいですね」と語りました

彼は急遽予定を変更してブルペンに入り、受けた三輪ブルペン捕手からは「過去一や」という声が飛び出しました

ことしのトレーニングは昨年11月からスタートするなど、非常に早い段階での仕上げとなっています

走り込みの重要性

大野は今後のトレーニング内容について「ランニング量を増やすつもりです

けがを恐れてオーバーワークを避けていた部分もありましたが、ここからは増やしていきます」と決意を新たにしました

彼の走り込みを後押ししたのは、楽天に在籍していた小山2軍投手統括コーチとの会話

40歳の岸が、昨年も規定投球回をクリアし、「ずっと走っていた」との話を心に留めています

後輩からの刺激

また、同じチームメイトの涌井も黙々と走り続ける姿に対し、大野は刺激を受けているとのことです

彼は「後輩がメニューを組んでくれているので、おじさんも頑張ります」と語り、橋本、森博とともに外野のポール間を往復し、しっかりと汗をかいていました

師からの激励
大野がトレーニングに対する意識を高めた要因の一つに、昨年12月に本紙評論家の今中慎二さんから受けた「壊れる気持ちでやれや」という言葉があります

このアドバイスが、彼にとってランニングで下半身を鍛え直す決意を固めさせる結果となりました

大野投手の自主トレは、彼の意欲と向上心を強く感じさせるものでした。特に、年上の選手たちから学ぼうとする姿勢が印象的で、今後の活躍に期待が高まります。年齢を重ねても成長を求める姿勢は、多くのファンにも勇気を与えることでしょう。
キーワード解説

  • 自主トレとは?:自主トレは、選手が所属するチームの公式トレーニングが始まる前に行う個別のトレーニングを指します。
  • ブルペンとは?:ブルペンは、ピッチャーが実際の試合に出る前に投球練習を行う専用のエリアのことを言います。
  • ランニングの重要性とは?:野球選手にとって、ランニングは下半身と持久力を強化するための重要なトレーニングです。

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