掛布雅之氏が指摘、阪神・前川右京の6番交代に疑問の声

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掛布雅之氏、阪神・前川右京の交代に疑問の声

2025年10月16日に放送された『2025JERAクライマックスシリーズセ 阪神-DeNA』では、解説を務める掛布雅之氏が阪神の6番打者である前川右京の途中交代について言及しました

前川は試合開始時から「6番・レフト」にスタメンとして出場していましたが、6回の攻撃で2-3とリードを許した場面で代打として安打を放った高寺望夢が9番・レフトに入り、前川の打順のところには投手である畠世周が入りました

これに対し、掛布氏は「ゲームの流れからちょっと外れるかもしれないんだけど」と前置きをし、以下のように批判しました

「高寺がヒットを打って(試合に)入ったわけですよね

前川の6番に畠が入っている

ここで代えられるような6番バッターはダメですね」との言葉が続きました

掛布氏は、6番はクリーンナップである4番の後を打つため、重要な得点源である「ポイントゲッター」とされる役割を持っていると説明し、「前川の6番はなんだったんだって僕は思ってしまうんですよね」と自身の見解を述べました

さらに「代打は当然切ってくるのはわかるんだけど、6番はある意味第2の4番と言われるポイントゲッターなんですよね

気になったんですよね

1点勝ってるんだったら、前川の守備だとか考えてわかるんだけど、負けているわけだから

点を取るための6番という位置付けじゃないですか」と続け、代打起用の意義について疑問を提示しました

この解説は、試合の流れを大きく左右する可能性のある打順の選択について、野球の戦略におけるポイントを考えるばかりでなく、選手の役割を深く理解する上でも示唆に富んでいると言えるでしょう

阪神の前川右京選手の途中交代について、掛布雅之氏が指摘した点は非常に重要です。特に、6番打者の役割を保たせることが、試合の流れにどれほど影響するかを考えると、彼の意見は納得できます。野球は単なる数字ではなく、選手の役割や連携が重要なので、こういった分析はファンにも価値があります。
キーワード解説

  • クリーンナップとは?:野球において1番から5番までの打者のことを指し、得点を挙げるための重要な役割を持つ打順です。
  • ポイントゲッターとは?:得点を取ることに特化した選手のことを指し、一般的には4番や6番打者が担います。
  • 代打とは?:試合中に既存の打者に代わって新たに打席に立つ選手のことを言い、戦略的に用いられます。

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