阪神が劇的なサヨナラ勝ち、森下の連続CS弾で日本シリーズ進出に王手

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◇16日 「JERA CS セ」ファイナルS第2戦 阪神5―3DeNA(甲子園) 鳴り物なし、生声だけの大音量が甲子園を揺らす中、阪神は延長10回裏にサヨナラ勝ちを収めた

無死一塁の場面で、外野手の森下翔太が左中間へ飛び出す大きな放物線を描く打球を放ち、劇的なサヨナラ2ランを決めた

試合が進むにつれ、観衆の声援は一体感を生み出し、その力が森下を後押ししたという

森下は「自分の記憶ではたぶん初めてのサヨナラ弾」と語り、歓喜のウオーターシャワーを浴びた

彼は打席に立つ前に「会場と一体となりながら攻撃をしたい」と考えていたと述べている

これまでの経験が彼を支えたのだろう

阪神はこの勝利で連勝を果たし、アドバンテージを含む3勝に達した

藤川監督は試合後、「チーム全体が我慢強く戦い、ファンの応援によって計り知れないパワーが働いた」と語り、選手たちがファンの存在を感じていたことを強調した

これで阪神は2年ぶりの日本シリーズ進出に近づいた

藤川監督はあくまで慎重な姿勢を崩さず、「また明日があるから、はっきりしたことは言えないけど、またやるのみ」とコメントした

一方、森下は「明日勝って決めます!」とフレッシュな意気込みを見せた

今回の阪神のサヨナラ勝ちは、特にファンの応援が選手に与える影響が際立つ瞬間でした。森下の活躍だけでなく、チーム全体が一体感を持って戦った様子が印象的です。監督の冷静な分析と選手のモチベーションの高さが、日本シリーズ進出に向けた期待感を高めています。
キーワード解説

  • サヨナラ勝ちとは?試合が同点の場合に、最後の攻撃で点を取り勝利することを指します。
  • 放物線とは?弾道の一種で、打球が弧を描くように飛ぶ様子を表現しています。
  • ウオーターシャワーとは?勝利後に選手が氷水や水をかぶる儀式で、チームの喜びや団結を象徴しています。

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