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阪神・富田蓮投手、新球チェンジアップ習得に向けた自主トレを公開

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阪神タイガースの富田蓮投手(23)が、新たな決め球となるチェンジアップの完全習得に向けて手応えを感じている

この日は、昨シーズン限りで現役を引退した前ソフトバンクの和田毅氏との合同自主トレを公開し、その様子が注目を集めた

和田氏は日米通算165勝を挙げた左腕であり、富田投手にとっては“宝刀”の継承を目的にした貴重な指導者である

自身の武器を強化する機会

富田投手は「ここからピッチングが入ってくるので、和田さんに軌道を見てもらいながら、変えるところは変えていきます」と新球習得への意気込みを語った

昨シーズンは中継ぎとして33試合に登板し、防御率0.76という素晴らしい成績を記録したが、オフには球団に対し先発としての起用を直訴している

自主トレの内容

この日の自主トレでは、握りや投げ方、使い方といった基本的なテクニックを和田氏から学び、第1クールを無事に終えた

次には実際のピッチングに関する実践指導へと進む予定だ

キャッチボールをする中で、富田投手自身も「いいボールが多い

自分に合っている」と感じる部分があったようだ

下半身の使い方による成長

和田氏からは、フォームの改善について「下半身の使い方はうまいけど、上半身の使い方をうまくしたらもっと良くなる」とアドバイスを受けた

また、「走ることが大切」という教えを胸に、例年以上にランニングを増やして下半身を強化中だという

これらの要素が、今年の勝負の年を支える重要な要素となりそうである

今回の富田投手の自主トレは、経験豊富な和田氏から直接学ぶ貴重な機会となりました。新球の習得は彼のさらなる成長に繋がるだけでなく、阪神の先発陣を強化する要素にもなるでしょう。この時期の取り組みが、シーズンでどのように反映されるか期待が高まります。
キーワード解説

  • チェンジアップとは? - チェンジアップは野球における投球の一種で、速球に似た腕の振りで投げるが、ボールの速度を意図的に遅くすることで相手バッターのタイミングをずらす効果があります。
  • 防御率とは? - 防御率は投手のパフォーマンスを示す指標で、投球回ごとに許した失点の平均を表します。低い数値はより良い成績を示し、優れた投手を示すものです。
  • フォームとは? - フォームは投球や打撃の際の体の使い方を指します。正しいフォームができていると、ボールの制御が良くなり、より効果的なプレーが可能になります。

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