広島・栗林良吏投手、来季から先発転向を決意

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広島東洋カープの栗林良吏投手(29)が、2025年シーズンから先発投手に転向することが正式に決定し、新たな挑戦に向けて意気込みを見せている

これまでリリーフ投手として全うしてきた役割を離れ、新たなポジションに挑む理由について、栗林選手は「最初に言われた時は多少ビックリはしましたが、期待に応えたい気持ちが今は一番です」と述べ、新井監督へも「頑張ります」と決意を伝えた

背負った責任と新たな役割

栗林選手は今季、右肘の手術を経た後、守護神として4シーズンを務めたが、自己ワーストとなる10セーブでシーズンを終えた

そのため、心身の負担を考慮しエース候補としての適性を探るために、新井監督が配置換えを含む先発転向を決断した

ここでリリーフから先発への移行がどのように行われるかが注目される

先発転向への道

今季の終盤、新井監督からの「先発を考えているが、どうだ?」という提案を受け、栗林選手は9月27日にヤクルト戦を終えて、その決定に承諾した

現在、彼は大野練習場にて自主練習に励み、先発への準備を進めている

先発投手の必要条件

栗林選手は先発転向に際して、「リリーフの時は球の強さ、自分の武器を伸ばすことが大事でしたが、先発は制球力が最も重要だと感じています」と語り、球数を投げることの重要性も理解している

また、不安を抱えているものの、その気持ちを練習で自信に変える決意を示した

守護神から先発エースへの挑戦
栗林選手は、入団1年目から守護神として134セーブを記録しており、その期待を抱えて新たなポジションに挑むことになる

先発投手として新たな数字を達成し、チームのさらなる勝利に貢献できるかが期待される

栗林投手が来季から先発に転向することは、彼自身のキャリアにとって大きな転機となる。リリーフから先発への移行は簡単ではないが、新しい挑戦に対して彼がどのように取り組むかが注目される。これまでの実績が功を奏することを期待したい。
キーワード解説

  • 守護神とは?:リリーフ投手の中で、特に試合の最終回に登場して試合を締めくくる役割を持つ投手を指します。
  • 先発投手とは?:試合の最初から投げ始める投手で、試合のスタートを担う重要な役割です。長いイニングを投げるため、スタミナが求められます。
  • 球数とは?:投手が投げたボールの数を指します。先発投手は多くの球数を投げる必要があり、体力や制球力が試されます。

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