ロッテ、秋季練習で新スイングを模索中

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ロッテ、秋季練習で新スイングを模索中

千葉ロッテマリーンズは、ZOZOマリンスタジアムにて秋季練習を行い、新しい打撃スタイルの確立に取り組んでいる

特に、藤原恭大選手はこれまでの打撃フォームを見直し、長打を狙うためのスイング調整に力を入れている

9日の取材では、「この秋から長打が基本的になるようなスイングを心がけてやっています」との意気込みを語った

藤原選手の練習スタイル

打撃練習では、5回のスイングを5回交代で行う形式が採用され、藤原選手は特に「ヒッチ打法」と呼ばれる新たなフォームを試みている

このヒッチ打法とは、バッターがピッチャーの投球に対して身体を後ろに引く動作で、スイング全体の流れをスムーズにする効果を狙ったものだ

また、藤原選手は「動きながら打ちたいので、いろいろやっています」と説明し、動作の柔軟性向上を目指していることを示した

試行錯誤の日々

藤原選手は昨年のシーズン中にも異なるフォームでの練習を行っていたが、ヒッチ打法は新しい試みであると言及した

この秋の練習では、ノーステップ打法や様々なフォームを取り入れており、「今は何も決めていない」としながらも、最終的には基本的なフォームに戻る意向も示唆している

他選手の取り組み
西川史礁選手は、シーズン中に使用していた異なるバットを切り替え、感覚を調整することで新しいアプローチを試みている

また、横山陸人選手は、目標の50試合登板を達成し、さらなる成長に向けてコンディションを重視した練習に励んでいる

彼は「50試合以上を継続してこそ意味がある」と強調し、長期的な安定性を求めている

ロッテの秋季練習では選手たちが新しい打撃スタイルを模索しており、それぞれの選手が独自のアプローチでスイングの改良に取り組んでいる様子が見受けられました。特に藤原選手のヒッチ打法の導入が注目されています。
キーワード解説

  • ヒッチ打法とは?バッターがスイングを始める前に身体を後ろに引く動作を指し、打撃時のスムーズな動作を促す技術です。
  • ノーステップ打法とは?バッターが前足を踏み出さずにスイングする打撃スタイルで、安定した打撃を目指すために用いられます。
  • 長打とは?ボールを強く打ち、通常のヒットよりも多くの塁を進むことができる打撃のことを指します。

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