バウアー選手は、「正直、分からない
野球を続けるのか続けないのかということも含めて、分からない状況です」と述べ、将来的な進路についての考えを明かしました
バウアー選手は、アメリカ大リーグにおいてサイ・ヤング賞（最優秀投手賞）を受賞した実力を持つ投手として知られています
帰国を前に荷物の整理をする中で、まずは「いったん野球のことを考えない時間をつくりたい」と語り、プレッシャーから解放されることの重要性を強調しました
今季は復帰を果たし、21試合に登板しましたが、4勝10敗、防御率は4.51という結果に終わり、期待されたパフォーマンスを発揮できませんでした
特に5月下旬からは背中のけいれんに悩まされ、"100％の状態ではなかった"と苦しい心境を吐露しました
「球速が思うように出せなくなってしまった」と振り返りながら、パフォーマンスの低下の原因にメンタル面も挙げています
バウアー選手は、今シーズンの不振が続き、クライマックスシリーズに登板する機会を得られなかったことにも落胆しています
「悔しい結果になってしまった
自分自身も悔しい気持ち
こんなに難しい、不運なシーズンはなかなかなかった」と、今季の思いを語りました
バウアー選手の発言からは、彼が直面している心理的なプレッシャーと野球に対する思いに対する複雑さが伺えます。彼はかつての輝かしい成績に比べて、今シーズンの失敗を悔やみつつも、まずは心身の回復を優先する意向を示しました。未来の進路についての明確なビジョンがない中で、彼の考えがどのように変化するのか非常に気になるところです。
キーワード解説
- サイ・ヤング賞とは？アメリカのメジャーリーグベースボールで与えられる最優秀投手賞で、毎年、その年の最も優れた成績を残した投手に授与されます。
- 防御率とは？投手がどれくらい防御できたかを示す指標で、投球回数に対して与えた得点の割合を表します。数字が低いほど良い成績です。
- クライマックスシリーズとは？プロ野球の postseason（ポストシーズン）にあたる試合で、通常のシーズンを経て、リーグの代表チームが日本一を決定するために戦います。
