創価大・立石正広選手、最後のリーグ戦で逆転劇を演出:ドラフト前の高評価を獲得

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◆東京新大学野球秋季リーグ戦第7週第3日▽創価大5―1共栄大(20日・飯能市民)今月23日に行われるドラフト会議で注目を集める創価大の立石正広内野手(4年=高川学園)が、共栄大との3回戦に「3番・二塁」としてスタメン出場し、リーグ戦の最後の試合で見事な活躍を見せた

立石は4回に逆転の口火を切るヒットを放ち、チームの勝利に大きく貢献した

この試合で創価大は5-1で勝利し、勝ち点をさらに加え、その結果、リーグ戦での順位を2位以上に確定させた

これにより、11月2日に横浜スタジアムで開幕する「横浜市長杯争奪第21回関東地区大学野球選手権大会」への出場も決定した

逆転劇は立石選手の打撃から始まった

1点ビハインドで迎えた4回、1死の場面で、立石は逆方向のライト前にライナーで運び出塁

すると、その後打線が続き、3連打で試合の流れが変わった

リーグ戦を通して8勝4敗で勝ち点を4獲得し、2位以上が確定したのは大きな成果となった

試合後、立石選手は「良かったなと思います」と嬉しさを表し、「去年の借りを返すためにも、まだまだ終われないですし、4年生として長くできることが一番うれしい」と語った

ネット裏で視察していたオリックスの佐野スカウトは、「捉えたときの打球スピード、音は今年の大学生でもナンバーワン」と、彼の能力を高く評価したと報じられている

すでに広島が立石選手の1位指名を公表しており、23日のドラフト会議で一番人気の選手として迎えられる予定だ

立石選手は「もうアピールする場所はないので、静かに待ちます」と、冷静に運命の瞬間を迎える心境を語った

(加藤 弘士)今回の立石選手の活躍は、ドラフト前の最後のアピールとして非常に重要でした。逆転に導くヒットは、チームにおける彼の存在感を強く印象づけました。オリックスのスカウトからの評価も示すように、彼の能力に対する期待値は高まるばかりです。今後のドラフト会議での指名が楽しみです。
キーワード解説

  • ドラフト会議とは? – プロ野球選手を選ぶための会議で、各球団が指名する選手を決める重要なイベントです。
  • スタメン出場とは? – 試合の開始時点からチームのメンバーとして出場することを指します。
  • 打球スピードとは? – ボールがバットに当たった際の速度のことで、高速であればあるほどヒットになる可能性が高まります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。