中日・松葉貴大投手、海外FA権行使を熟考中
中日ドラゴンズの松葉貴大投手(35)は、今季の海外フリーエージェント(FA)権を取得し、行使について悩んでいることを明かしました20日にナゴヤ球場で行われた練習の後、松葉選手は「行使するにしてもしないにしても、年齢的にも今年が最後かなと思う
あまり慌てずに」と語りました
プロ13年目の活躍に感謝の気持ちを表明
松葉選手は昨年オフに国内FA権を行使せずに残留し、今季は契約の最終年を迎えていますこのシーズンでは開幕から先発ローテーションを守り、プロ13年目で初の規定投球回に到達するなど、チームの中心選手として活躍しています
前半戦では23試合に出場し、7勝11敗、防御率2.72という成績を記録しています
球団との話し合いと今後の展望
松葉選手はすでに中日球団と条件の提示について話し合いを持ち、「自分が思っている以上に評価していただいている」と感謝の意を表しました提示された条件は複数年契約を含むもので、球団は宣言残留も認めています
家族会議を通じて新たな選択を模索
「一番は年数やっぱり40歳までプレーしたいという目標があるので、金額に関してはあまり気にしていない」と松葉選手は話し、今月中に再度球団との話し合いを行う予定です
「どういう選択が一番家族にとっていい形になるか」と、家族とともに最良の選択を模索している緊張感が伝わります
もしFA権を行使した場合は、「かなりじっくり待つ形になると思う」と、新しい契約先を考慮していくと述べました
中日ドラゴンズの松葉貴大投手が今季、海外FA権の行使を悩んでいる姿は、選手の将来を考える重要な決断の瞬間を示しています。特に、年齢や家族の意向を考慮しながら最良の選択を模索することで、スポーツ界の厳しさを改めて感じることができます。
キーワード解説
- フリーエージェントとは?:フリーエージェントは、契約が満了した選手が他の球団と契約を結ぶ権利を持つ制度です。この制度により、選手は自分の希望する条件に応じて移籍先を選ぶことができます。
- 規定投球回とは?:規定投球回は、選手がシーズン中に投げなければならない最低限の投球回数です。これに達することで、投手としての成績が公式に認められます。
- 宣言残留とは?:宣言残留は、FA権を行使した選手が他球団と交渉する際にうまくいかなかった場合、元の球団に残留することを選ぶ制度です。

