梅野雄吾投手、ブルペンでシーズン終了後の初投球 目標は制球力向上

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中日の梅野雄吾投手(26)は、20日に中日屋内練習場で行われたブルペン投球練習に参加し、シーズン終了後の初めての投球を約50球行った

彼は来季から本拠地であるバンテリンドームナゴヤが改修されて狭くなることを考慮し、制球力を磨くためのトレーニングに取り組む姿勢を見せている

梅野選手は、捕手の構えからボールが外れると不満を表し、「オフはストライク率の向上を目指しています

さらに、ゾーンの奥のコントロールを磨いていきたいので」と語った

久しぶりの傾斜からの投球でも妥協を許さず、高い目標を掲げている

来季の本拠地のリニューアルに際し、新たに設置されるテラス型観客席「ホームランウイング」の影響も感じている梅野選手は、「狭くなるので求められるコントロールは厳しくなる

低く集めていきたい」と述べ、危機感を持って練習に励んでいる

今シーズン、梅野選手の直球のストライク率は59.5%で、同じ救援右腕の松山選手(67%)、藤嶋選手(69.2%)に比べて改善の余地が見られる

また、球場が狭くなれば、高さやコースのミスが長打につながる可能性があるため、投球時の歩幅なども見直し、課題を克服する考えを示した

プロ10年目の来季には、通算260試合登板に到達し、2022年のヤクルト時代以来となる40試合登板を果たせれば節目の300試合登板も達成可能だ

彼のこのオフのトレーニングは、来季に向けての重要なステップといえる

梅野雄吾選手がブルペン投球を行い、自身の制球力向上に向けて努力している姿勢はたいへん印象的です。来季のバンテリンドームナゴヤの狭さに対応するための準備が進んでおり、彼の成長に期待が高まります。プロ10年目での300試合登板という目標も魅力的です。
キーワード解説

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