日本ハム、微妙な判定でCSファイナルステージ敗戦 – 小さな差が勝敗を分ける

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◇パ・リーグCSファイナルステージ第6戦  日本ハム1―2ソフトバンク(2025年10月20日 みずほペイペイD) プロ野球パシフィック・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第6戦で、日本ハムがソフトバンクに1―2で敗れ、シリーズ敗退となりました

勝敗を決めたのは、ほんのわずかな差でした

試合の経過と決定的瞬間

この試合では、1対1の同点で迎えた5回、ツーアウトの場面で日本ハムの守備陣が痛恨のミスを犯しました

二塁手の石井選手は「もうちょっとベースに向かうスピードが上がっていれば、アウトにできたと思う」と振り返ります

周東選手の打球は二遊間の深い位置へ飛び、捕球した遊撃手の水野選手は素早く二塁に送球

石井選手が受けた際、一塁走者の牧原選手が滑り込むタイミングが微妙で、セーフの判定が下されました

この判定は、リプレー検証でも覆ることはありませんでした

小さな差に潜む危うさ

石井選手は、この場面を振り返り「自分がもっと早く二塁に行っていれば、水野選手もベース際へ投げることができた」と悔しさを語ります

また、周東選手が左打者であったため、守備位置は一塁寄りになっていました

この状況が、素早いカバーに影響を及ぼし、結果としてセーフ判定につながりました

短期決戦の難しさ

石井選手は「こういう小さいことの積み重ねで勝敗が決まると改めて感じた」と語り、短期決戦における厳しさを感じさせる言葉を残しました

整然としたプレーが求められる中、ほんの小さな差が試合の結果に大きな影響を及ぼすことが証明された瞬間でした

今回の試合では、日本ハムが些細なミスから敗れてしまったことが強調されています。短期決戦では、一瞬の判断が勝敗を分けることを改めて認識させられました。選手たちの心にも“こうした小さな差をなくすことが大切”という教訓が響くことでしょう。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズとは?プロ野球のポストシーズンを盛り上げるために設けられた特別な試合形式のことで、リーグ優勝チームと、他のチームが戦って日本シリーズの出場権を争うものです。
  • リプレー検証とは?スポーツにおいて特定のプレーや判定に対し、映像を基に再確認し、正しい判定を行うための制度です。
  • 二遊間とは?野球において、二塁手と遊撃手の間の位置のことを指します。通常、内野手が守るエリアの一部で、重要な守備エリアとなります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。