ソフトバンク、激闘の末に日本シリーズ進出決定!注目の若手キャッチャー海野隆司が大活躍
クライマックスシリーズ パ ファイナルステージでは、福岡ソフトバンクホークスが第6戦に及ぶ壮絶な戦いを制し、日本シリーズ進出を決めた試合ではリバン・モイネロ投手、松本裕樹投手、杉山一樹投手が見事なリレー投球を披露し、川瀬晃選手の一打を守り抜いた
多くの選手がヒーローとなる中、チーム首脳陣から「陰のMVP」として称賛を受けたのが、キャッチャーの海野隆司である
試合後の記者会見で、小久保裕紀監督は海野の配球に注目し、「モイネロの力を引き出し、松本や杉山との連携も素晴らしかった
海野の成長を感じた配球でした」と賞賛の声を寄せた
海野に寄せられる期待と評価
王貞治球団会長も海野のリードを褒め、「今年からメインキャッチャーとしての役割を担って、本当に成長しました」とその成長を称えたまた、元名捕手で現在のCBOである城島健司も、「海野は素晴らしい選手だ
悩むこともあったが、本来のプレーに戻り、強気さが感じられた」と高く評価した
城島CBOとの特訓
第6戦前の練習では、城島CBOが海野に対し、約10分間の特訓を行う姿が見受けられた真剣な表情でお互いに話し合う二人の姿は、只事ではなかった
会話の内容を冗談交じりに「ただの麻雀の役の話」とはぐらかした城島だが、配球や心構えについての重要なアドバイスを与えたと推測される
今季82試合で正捕手として先発出場した海野
キャッチャーとしてのプレッシャーを乗り越え、見事な成果を上げた
その背景には、同ポジションの甲斐拓也が巨人へ移籍し、正捕手が不透明だったことも影響している
海野の成長と決意
海野は、レギュラーシーズンを振り返り、「周囲との比較が多くて厳しい時期もあったが、最終的にいい結果を出せて良かった」と率直な気持ちを語っている試合後、「シーズン通りに再確認したい」と述べ、もう一度自分を見つめ直す姿勢を見せた
その意気込みから、正捕手としての責任感と自信が感じ取れる
今回の試合で海野隆司選手のパフォーマンスは、若手選手がいかにして成長していくかを示す良い例となりました。特に城島CBOとの個別指導は、彼のポテンシャルを引き出す貴重な経験だったことでしょう。チームが目指す日本シリーズ制覇に向けて、彼の成長が鍵になると感じます。
キーワード解説
- クライマックスシリーズとは?:プロ野球のポストシーズンに行われるプレーオフのことで、リーグ優勝チームが日本シリーズ進出をかけて争う大会です。
- 配球とは?:キャッチャーが投手にサインを出し、投球の内容や攻め方を決定することです。
- キャッチャーとは?:野球において、ピッチャーの投球を受け止める選手であり、ゲームの戦略を指揮する重要な役割です。

