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プロ野球ウエスタン・リーグ:くふうハヤテが合同自主トレを開始、塩崎選手が奮闘中

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今年のプロ野球ウエスタン・リーグのシーズンを前に、くふうハヤテは15日、静岡市内で合同自主トレをスタートさせました

38人の選手が在籍する中で、元NPB選手の5人を除く33人が参加したこの練習には、新たに加入した選手のうち19人中17人が集まり、チーム全体の士気が高まっています

新加入選手の活躍

特に注目を集めているのは、浜松工高出身の塩崎栄多選手(23歳)です

彼は、定位置争いに向けて非常に意欲的で、午前10時から始まった練習では、軽い調整としてノックを受けて汗を流しました

さらに、打撃練習ではサク越えを披露し、その力強いスイングが印象的でした

塩崎選手の抱負

塩崎選手は「大卒2年目と同じ年齢

最後にこの静岡でNPB入りを目指したい」と熱意を語ります

四国アイランドリーグ徳島からの入団を果たし、スタメン確保を目指して高い壁を乗り越えようとしています

監督の方針と競争

赤堀元之監督(54歳)は、今季の選手起用において実力重視の方針を示しており、外野手として塩崎選手の他にも、昨季の盗塁王増田将馬選手(26歳)や前西武の鈴木将平選手(26歳)などが名を連ねています

塩崎選手は「ライバルだと思っている

負けられない」と競争心をあおっています

塩崎選手の実績

塩崎選手の持ち味は長打力にあります

浜松工高時代には多くのスカウトが視察に訪れた逸材で、高校でプロ志望届を提出したものの、ドラフトでの指名はありませんでした

しかし、名城大学に進んだ後には県大学リーグで首位打者やベストナインに輝くなど、実績を積んできました

四国IL徳島では右翼手としてスタメンに定着し、打率2割7分3厘、出塁率4割5分5厘、長打率4割3分9厘と優れた成績を残しています

新主将の意気込み

また、主将には高橋駿内野手(27歳)が2年連続で選ばれました

彼は「チーム、個人ともに去年以上の成績を残さないといけない」と語り、新加入選手との練習を通じて競争意識を持ち、自身の成績向上を誓っています

今後の予定

さらに、くふうハヤテは2月中旬にイースタン・リーグのオイシックスとの練習試合を静岡で予定していることが分かりました

この対決が実現すれば、両チームの初対戦となります

昨年も練習試合が予定されていましたが、雨天で中止となったため、期待が高まっています

今回の自主トレは、くふうハヤテにとって非常に重要なステップです。特に若手選手たちが多く参加している中、塩崎選手はその実力を証明する機会として捉えているようです。競争が激化する中で、選手たちが自身の成長を目指す姿勢が印象的です。新たに加入した選手との連携や競争が今後のシーズンにどう影響するのか、注目が集まります。
キーワード解説

  • ウエスタン・リーグとは? - 日本のプロ野球における2つのファームリーグの一つで、主に西日本の球団が所属するリーグです。
  • NPBとは? - 日本プロフェッショナル野球の略で、日本のプロ野球を運営する団体のことを指します。
  • 長打力とは? - 野球において一度の打撃で二塁打以上を記録できる能力を指し、打者のパワーや技術を示します。
  • 出塁率とは? - 野球で打者が一塁に出る確率を表す指標で、打率に加えて四球や死球などを考慮した数値です。

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