プロ野球ドラフト、各球団が注目選手を1位指名

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プロ野球のドラフト(新人選手選択)会議が23日午後4時50分から東京都内で開催される

巨人は22日、社会人左腕の竹丸和幸(鷺宮製作所)を1位指名すると発表した

広島は内野手の立石正広(創価大)、西武は捕手の小島大河(明大)の1位指名を公表しており、特に立石は他球団からも高い評価を受けており、複数球団の競合が予想される

健大高崎高・石垣元気も有力候補

竹丸は城西大出身の23歳

細身でありながらも、切れ味鋭い速球と多彩な変化球を操り、コーナーを突く制球力にも優れている

巨人の榑松伸介スカウトディレクターは「先発ローテーションを支える素材で、長いイニングを投げられるだけでなく、フォームのバランスも良い」と評価している

高校生右腕の石垣元気(群馬・健大高崎)は、1位指名で複数球団の競合が見込まれている

彼は9月に開催されたU-18(18歳以下)ワールドカップで158キロを記録しており、米大リーグのスカウトも注目している

大学生選手の台頭とその評価

大学生では右腕の中西聖輝(青学大)が抜群の完成度で評価されている

4年生になり急成長を遂げた左腕の毛利海大(かいと)(明大)も、「侍ジャパン」大学日本代表での活躍を受け、有力な上位候補として名を馳せている

内野手と捕手の注目選手

野手部門では、広島が早々に立石に絞り込んでおり、田村恵スカウト部長は「将来の4番候補」とそのポテンシャルを評価している

立石は二塁を中心に複数のポジションを守れる点が高く評価されている

西武は小島について、捕手としての技術だけでなく打力の高さを強調している

さらに、走攻守の三拍子が揃った内野手の松下歩叶(あゆと)(法大)も、早期に名前が呼ばれる見込みだ

また、大型外野手の平川蓮(仙台大)は両打ちの強打者として将来性が期待されている

今年のドラフト傾向と変化
今年のドラフトでは、高校生選手の多くが大学進学を選び、上位候補が例年より少なくなっている

したがって、大学生が中心となるドラフトになるだろう

また、2027年からセ・リーグでも指名打者(DH)制が採用されるため、特に打力が評価される選手が増加する可能性も考えられる

今回のプロ野球ドラフトでは、各球団が特に注目している選手たちが名乗りを上げています。特に、竹丸和幸選手や立石正広選手は多くの球団から高い評価を受けており、多くの競合が予想されています。また、内野手や捕手など様々なポジションでも有力な選手が登場しており、今後のドラフトがどのような展開を見せるのかが楽しみです。
キーワード解説

  • ドラフトとは?プロ野球の新人選手選択会議のことで、各球団が新たな選手を獲得するために行われる重要なイベントです。
  • 競合とは?複数の球団が同じ選手を獲得しようとする状況を指し、特に人気選手の場合はこの競合が発生することがあります。
  • UD-18ワールドカップとは?18歳以下の選手たちが代表チームとして他国と試合を行う大会で、若手選手の実力を示す舞台です。
  • 指名打者(DH)制とは?選手がバッティング専門で試合に出られる制度のことで、ピッチャー以外の選手が打席に立つことができます。

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