DeNA、プロ野球ドラフトで外れ1位指名の青学大・小田内野手を獲得

　2025年10月23日、都内のホテルで行われた「プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD」において、横浜DeNAベイスターズは外れ1位で青山学院大学の小田康一郎内野手（4年＝中京）の交渉権を獲得しました

これにより、DeNAは第9番目に読み上げられた選手として会場を驚かせました

　ドラフトの最初の指名で、佐々木麟太郎選手が指名されると、会場は盛り上がりました

しかしその後、ソフトバンクがその選手を指名し、結果的に一騎打ちのクジ引きで引くことができなかったDeNAは、急遽小田選手を指名して流れを変えました

　小田選手は、パンチ力と技術を兼ね備えた選手として「正尚2世」とも称されています

身長173cm、体重85kgという体格を持つ彼は、華やかなプレースタイルとともに、昨春の東都大学リーグでは3本塁打と11打点の成績を記録し、リーグの2冠王に輝きました

さらに、7月の米国大学選手権では代表選手としてチーム初の本塁打も打ち、その評価が一気に高まりました

　小田選手は、大学の先輩である吉田正尚選手（ボストン・レッドソックス）を彷彿とさせるバットコントロールとパワーを併せ持った左打者であり、近年は青山学院大学から多くの才能ある選手を輩出しています

特に、1学年上の西川史礁選手（ロッテ）とともに、同大学からの新たなスター候補の誕生に期待が寄せられています

小田康一郎（おだ・こういちろう）

2003年8月15日生まれ、東京都八王子市出身の22歳

5歳で野球を始め、四谷中学校から八王子シニアでプレー

中京学院大中京高校では甲子園に出場し、青学大では1年春からリーグ戦に出場

右投げ左打ち

小田選手がプロ入りすることにより、DeNAの打線に新しい風が吹き込まれることが期待されます。特にパンチ力と技術を兼ね備えた選手であるため、今後の活躍が楽しみです。青学大からは過去にも優れた選手がプロ入りしており、彼もまたその流れを受け継ぐことができるでしょう。

キーワード解説

• ドラフトとは？：プロ野球において、各球団が選手を指名するイベントのことを指します。新たに加入する選手を決定する重要な機会として位置づけられています。
• パンチ力とは？：打者がボールを力強く打ち返す力のことを言います。ホームランを打つ能力が強い選手に与えられる評価です。
• バットコントロールとは？：打者がバットを自由に操り、ボールを正確に打つ能力のことです。これが高い選手はヒットを多く量産できます。