プロ野球ドラフト、新たな才能が茨城から誕生
2025年10月23日に行われたプロ野球のドラフト(新人選択)会議において、茨城県の高校から2名の選手が指名された明秀日立高校からは、強打の外野手である能戸輝夢選手(18)が中日ドラゴンズに4位で、また野上士耀選手(18)がオリックスバファローズに7位でそれぞれ指名された
さらに、茨城出身の選手としては常総学院出身の大川慈英投手(21)が北海道日本ハムファイターズに1位、筑波大の岡城快生選手(22)が阪神タイガースに3位指名を受けるなど、注目の若手選手たちがプロの世界へと羽ばたく
能戸輝夢選手、驚きと感謝の気持ち
能戸選手は北海道出身で、記者会見では「自分よりも結果を出している選手がいる中で、4位指名をいただいて驚いた親に恩返しができた」と率直な気持ちを語った
今夏の茨城大会では、準々決勝で左足首を負傷するも、決勝では代打として中前安打を記録したが、甲子園では思うような活躍ができず「不完全燃焼」と振り返った
野上士耀選手、プロ入りへの意欲
野上選手も同じく会見に出席し、「焦りはなかったすぐに1軍で試合に出たい」とプロへの意気込みを示した
彼は愛知県出身の強肩強打の捕手で、茨城大会決勝では、延長十回のタイブレークで勝ち越し打を放ち、甲子園でも二塁打を記録し、勝負強さが際立った
中山優人選手、育成1位指名の快挙
また、水戸啓明高校からは中山優人選手がロッテから育成1位指名を受けた中山選手は「目標としていたロッテ・木村優人選手のように1軍で勝てる投手になりたい」とコメントし、持ち前のテクニックを活かしつつ、今後の活躍を誓った
このドラフトで選ばれた選手たちは、それぞれの目標を胸にプロとしてのスタートを切ることになる
彼らの今後の活躍に期待が寄せられる
今回のプロ野球ドラフトでは、茨城県出身の選手たちが注目を浴び、新たな才能がプロの舞台に挑む姿を見ることができました。特に能戸選手と野上選手は、高校レベルでの実績を持ちつつ期待が寄せられており、これからの活躍に期待が高まります。彼らの努力と成長を見守りたいと思います。
キーワード解説
- ドラフトとは?新人選手をプロ野球チームが選ぶイベントのことです。
- 外野手とは?野球のポジションの一つで、主に外野を守る選手のことを指します。
- 捕手とは?野球において、投手のボールを受ける役割を持つ選手のことです。
- 完全試合とは?試合中、相手チームに一人も出塁を許さないことです。
- タイブレークとは?試合が同点の場合に、特定のルールで行われる延長戦のことです。

