広島カープ、ドラフト5位で仏教大・赤木晴哉を指名
2025年10月23日、東京都内で開催された「プロ野球ドラフト会議」において、広島東洋カープは仏教大学の赤木晴哉投手(22歳)をドラフト5位で指名した赤木投手は天理高校時代、後にプロ入りした日本ハムの達(たつ)投手の控え投手であり、その影響を受けながら成長してきた
赤木投手は、達との関わりが自分のプロ選手としての道を拓いたと語る
「達がプロの基準だった
彼がいたからこそ4年間、頑張れた」と述べ、待ち望んでいたチャンスを手にしたことに感激の意を示した
仏教大学の野球部入部のきっかけも、達との運命的な出会いからでした
仏教大学の田原前監督が天理高校の練習試合を視察中に、赤木投手を達と間違えて声をかけたことがきっかけだった
「あの時の誤解がなければ、今の自分はなかったかもしれない
ご縁に感謝したい」と感慨深そうに語った
赤木選手は8人兄弟の5番目であり、特に家族への期待も大きい
兄が1人、姉が3人、妹が3人という大所帯で育ち、部員に胴上げされる際には、兄弟たちもスマートフォンを構えてその瞬間を記録していた
プロで活躍し、家族のためにも力を尽くす決意を明らかにしている
今回のドラフトで広島カープが赤木晴哉投手を指名するに至った経緯は、彼自身の努力と運命的な出会いに支えられたものです。家族を大切に思う彼の姿勢は、今後の成長にとって大きな力となるでしょう。
キーワード解説
- ドラフト会議とは?プロ野球選手の選手権で、各球団が新たに採用したい選手を指名する重要なイベントです。
- 控え投手とは?試合に出場しないことが多い選手のことで、主に試合の展開によってはピッチングする機会があります。
- 監督とは?チームの戦略を決めたり選手を指導したりする役割を持ち、勝利に向けてチームをまとめる重要なポジションです。

