徳島インディゴソックスから篠崎国忠投手が中日ドラゴンズに3位指名、育成選手も順調な指名を受ける

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2025年10月23日に行われたプロ野球ドラフト会議で、四国アイランドリーグplusに所属する徳島インディゴソックスの篠崎国忠投手(20)が、中日ドラゴンズから3位指名を受けたことが明らかになった

なお、育成選手としてはISから4名が指名され、これからの活躍に期待が寄せられる

このドラフト会議を待ちながら、ISの選手たちは徳島県藍住町にある「ゆめタウン徳島」で、岡本哲司監督や球団関係者とともに中継を見守った

午後6時過ぎ、篠崎投手の名前が呼ばれると、彼は球団関係者と握手を交わし喜びを爆発させた

ISからの指名はこれで13年連続となり、地域の選手育成における成果を示している

篠崎投手は、東京都足立区出身で、修徳高を卒業後にISに入団した

身長1メートル93センチの長身から投げ下ろす速球が特徴の右腕で、オフシーズンには筋力強化に力を入れ、体重を約10キロ増量させた

その結果、入団時には最速146キロだった球速が157キロにまで達した

球速がアップした結果、制球力に課題が生じたものの、徐々に改善している

また、フォークやカーブなどの変化球も巧みに使い、今年のリーグ戦では47回3分の1で49奪三振を記録した

篠崎投手は、「ほっとした

非常に高い評価をしてもらい嬉しい

チームを代表するような投手になりたい」と語り、さらなる成長を誓った

一方、育成選手の指名の結果も目を引く

ISの岸本大希内野手(23)が広島東洋カープから2位、高橋快秀投手(19)が千葉ロッテマリーンズから2位、斎藤佳紳投手(22)が埼玉西武ライオンズから3位、安藤銀杜外野手(22)が西武から7位で指名を受けた

これによりISは育成選手の充実度を示し、新たな才能の発掘に成功している

今回のドラフトで篠崎投手が中日ドラゴンズに指名されたことは、彼自身とチームにとって大きな励みになるだろう。13年連続の指名は、ISの選手育成の成果を裏付けるものであり、今後も地域の若手選手たちに良い影響を与えることが期待される。育成選手の多くもチャンスを掴み、プロ野球界での活躍が楽しみだ。
キーワード解説

  • ドラフト会議とは?:プロ野球選手の契約を決定するために行われるイベントで、各球団が有望な選手を指名する。
  • 育成選手とは?:プロ契約を結ぶことができなかった選手が育成枠として球団に所属し、将来の選手としての成長を目指す制度。
  • 制球力とは?:ピッチャーが投球したボールを狙った場所に投げる能力のこと。その精度が勝利に直結する重要な要素。

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