この通知は、チームの戦力再編の一環であり、特に32歳の磯村選手にとっては15年に及ぶプロキャリアの終焉を意味する
磯村選手のプロ経歴
磯村選手は2009年夏に中京大中京高校で1学年上の堂林選手とのバッテリーで甲子園を制覇し、2010年のドラフトで広島から5位指名を受けプロ入り2019年には自己最多の65試合に出場したが、22年には43試合、その後今季はわずか6試合にとどまった
感謝の言葉
通告を受けた磯村選手は、「皆さんのお陰で15年間、野球をやることができた」と感謝の意を示し、指導者や先輩、さらには社会貢献活動で出会った人々への思いを述べたまた、「けがをするぐらい練習しないとできなかったので、悔いはないです」とも語り、苦労を乗り越えたことに自信を持っている様子がうかがえた
印象に残る試合
特に記憶に残っている試合として、2022年5月17日の巨人戦を挙げており、その試合ではサヨナラ負けを経験し、自己の成長につながる大きな教訓を得たと振り返った今後の活動について
磯村選手は、現役引退後も社会貢献活動は続けていく意向を示しており、「人生100年時代と言われているので、あと67年ライフワークバランスも大事にしながら突っ走っていきたい」と新たな道を見据えている
他には、昨オフにオリックスから加入した山足達也内野手や、育成選手の名原典彦外野手がそれぞれ戦力外となった
山足選手と韮沢雄也選手は現役続行を希望しており、名原選手は育成として再契約の予定がある
今回の磯村選手の戦力外通告は、プロ野球選手には厳しい現実を示しています。選手生活が長いとは限らず、特に怪我や出場機会の減少がキャリアに大きな影響を与えることがあるためです。また、選手の感謝の言葉や今後の意向には、多くの人々に希望を与える教訓が含まれており、今後の活動に期待が寄せられます。
キーワード解説
- 戦力外通告とは?プロスポーツチームが選手に契約を結ばない旨を伝えることで、選手にとっては非常に厳しい知らせとなります。
- 甲子園とは?日本の高校野球大会で、全国から選ばれた高校がトーナメント形式で競い合う日本で最も権威のある高校野球の大会です。
- 社会貢献活動とは?自身の利益を超えて、地域や社会に貢献する活動を指し、ボランティアや寄付などが含まれます。

