23日のドラフト会議でソフトバンクに3位指名された大商大の鈴木豪太投手(22)とは、昨年まで共にプレーした仲だ
「鈴木は支配下選手なので、僕は育成選手として負けないように頑張る」と、岡田はライバル心を燃やしている
この日の試合では、岡田は8回に3番手として登板
カットボールなどの変化球を意識することをテーマにしており、実際には1イニングを1安打無失点で抑えた
ただ、2死から二塁への内野安打と四球でピンチを迎えたものの、カーブで右飛に打ち取った
「カットボールでカウントも取れたし、やろうと思っていたことができたことに満足している」と自らの投球を振り返った
彼は奈良・智弁学園高から大商大を経て育成ドラフト9位で入団
投げっぷりが良く、マウンド上での大胆さも評価されている
ウエスタン・リーグでは昨シーズン、防御率が6.43と苦戦していたが、その後のファーム非公式戦では29試合に登板して1勝2敗、防御率は1.98と見違える成果を上げた
大学時代には154キロも記録しており、成長を見せている
しかし、17日のフェニックス・リーグでは本塁打を打たれるなど2回3安打3失点という結果に終わり、「高さ、方向性のミスが出た」と反省の弁を述べていた
今回の試合ではその経験を生かし、課題を克服した形だ
岡田は、「同じチームで鈴木とまた会えるのは嬉しい」と語りつつ、さらなる成長を誓った
斉藤和巳3軍監督は、「投手はコントロールが最終的に問われる
いい球と悪い球がはっきりしている」と指摘し、岡田の成長を期待している
今後、岡田は自身の課題を明確にし、キャンプやオフシーズンに取り組む意向だ
岡田投手が後輩とのライバル関係を宣言し、さらなる成長を目指す姿勢は、将来的な活躍への期待感を高める。育成選手として日々努力を続ける姿は、ファンやチームメイトにとっても励みとなるだろう。
キーワード解説
- 育成選手とは?
- カットボールとは?
- 防御率とは?
- 支配下選手とは?

