馬場投手は今シーズン、2軍のイースタン・リーグで37試合に登板し、防御率1.91という素晴らしい成績を残し、チームのリーグ優勝に大きく貢献した
しかし、1軍では8試合にしか登板できず、防御率は3.68と期待された成績には届かなかった
取材に応じた馬場投手は「現役ドラフトで呼んでいただき、もっと1軍で投げて貢献したかった」と語り、ジャイアンツのユニホームを着られたことについて球団関係者やファンへの感謝の言葉を述べた
さらに、「(体は)全然問題ない
トライアウトを受ける方向で考えている
そんなに時間もなかったので、あとは家族と話し合いながら」と、現役続行に向けた意欲を表明した
馬場選手は仙台育英高等学校、仙台大学を経て、2017年のドラフトで阪神タイガースに入団
プロ入り4年目の2021年には自己最多の44試合に登板し、3勝0敗、防御率3.80という成績を残した
2024年には現役ドラフトで巨人に移籍し、通算成績は115試合登板、7勝4敗、防御率3.48という数字を記録している
馬場投手の戦力外通告は多くのファンにとって驚きではあったが、彼の成績を見れば多少の理由は理解できる。1軍登板の機会が少なかったとはいえ、2軍での防御率は素晴らしい数字を記録しており、今後のトライアウトに期待を寄せたい。現役続行の意欲を示す馬場投手の今後の動向に注目が集まる。
キーワード解説
- 戦力外通告とは?:選手が所属するチームから契約の解除を知らせるもので、今後の選手生活に大きな影響を与えることがあります。
- トライアウトとは?:契約に至っていない選手が行う試験のことで、チームが選手を選考するための場です。選手は自らの実力をアピールする機会でもあります。
- 防御率とは?:投手が与えた自責点の数を投球回数で割ったもので、ピッチャーの成績を示す重要な指標のひとつです。数値が低いほど好成績とされます。

