この試合は福岡県のPayPayドームで行われ、勝利したソフトバンクは28日の第3戦から舞台を甲子園に移します
試合は初回から動きました
ソフトバンクの先発投手、上沢直之が1点を先取されるも、その後すぐに反撃を開始しました
5番バッターの栗原陵矢が同点打を放ち、続く6番の山川穂高は右中間への2点二塁打を打って勝ち越しました
その後、無死一、二塁の場面で、3番打者の柳町達はバントの構えを見せましたが、二塁走者の柳田悠岐が走塁ミスによって憤死
一死二塁に状況が変わった柳町は、フルカウントの末に阪神先発のジョン・デュプランティエから四球を選びました
この四球は試合の流れを変える重要なプレーとなりました
元プロ野球選手の佐藤義則氏は、柳町の選球眼の素晴らしさに言及し、「出塁率のタイトルを獲ったということは、彼の選球眼が非常に優れている証拠」と評価しました
柳町は今季、パ・リーグの出塁率で.384をマークしています
彼が打席に立つことで、次の打者である近藤健介にチャンスが回り、得点につながる可能性が高まります
阪神は10失点を喫してしまいましたが、監督は「甲子園に戻って切り替えられる」と前向きな態度を示しました
しかし、ソフトバンクの打線、特に柳町のスイングが復調すれば、今後の試合はさらに厄介になるでしょう
28日には、サードラウンドが開始されますが、この試合での柳町のパフォーマンスが勝負のカギを握りそうです
今シリーズで特に注目すべきプレイヤーである柳町達は、その選球眼の良さで勝利に貢献したことが印象的です。彼が得意とする四球を選ぶ力は、得点チャンスを作るうえで欠かせません。ソフトバンクの打線全体が好調な中、彼の成長が今後どのように影響するのかが楽しみです。
キーワード解説
- 出塁率とは？野球において、選手が出塁する確率を示す指標で、出塁率が高い選手は選球眼や走塁技術に優れていることが多いです。
- 選球眼とは？打者がボールを見極めて打つための能力で、ストライクとボールを判断する力を指します。これが優れている選手は高い出塁率を持つことができます。
