ソフトバンク、投手陣崩壊で阪神に大敗 – 日本シリーズ第2戦報告

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◆SMBC日本シリーズ2025第2戦 ソフトバンク10―1阪神(26日・みずほPayPay) トップを争う原動力だったソフトバンクの投手陣が、信じられないほどの苦戦を強いられた

今シーズン、12球団で最も優れた防御率2.21を誇るこのチームが、14本のヒットを相手に浴び、10失点を記録したのだ

このような2桁失点は、05年の日本シリーズ第3戦でロッテに4連敗した際以来の屈辱的な出来事である

試合後、藤川監督は「立ち上がりに押し切られましたね

初回にもう1つのアウトのところで…」と振り返った

第2戦の先発に選ばれたデュプランティエの投球が期待外れとなり、これが敗因となった

初回、2死一、二塁の場面で、栗原に同点打を許し、さらに山川には右中間フェンス直撃の2点二塁打を献上し、早々に1点リードを失った

さらに2回にも適時打を浴び、暴投も絡んで追加の3点を許すなど、序盤から試合の流れが決まってしまった

デュプランティエは、1回2/3を投げて6安打、3四球で7失点という成績で、来日後もっとも厳しい日となった

頂上決戦の中で、わずか2回でマウンドを降りるのは、西武との対戦時の中田良弘以来、球団で3人目の記録である

ペナントレースでは15試合で6勝3敗、防御率1.39と安定した成績を残していたが、8月9日のヤクルト戦以降に下肢の張りのため離脱し、長期間のブランクが影響したのかもしれない

試合後、デュプランティエは「本当に悪い一日

制球できなかった」と反省の言葉を述べた

代わりに登板した岩貞も山川に3ランを浴び、早くも試合の大勢が傾いてしまった

今後の試合について藤川監督は「勝つか負けるかだけ

内容はもう…

甲子園で3つ戦う

それだけですね」と静かに語り、本拠地での勝利に向けて意気込みを強めていた

今回の試合は、ソフトバンクの投手陣にとって非常に厳しい結果となった。シーズンを通しての安定感が期待されていただけに、予想外の崩壊にファンも驚いている。今後の試合に向けての立て直しが求められる。
キーワード解説

  • 防御率とは?:防御率とは、野球において投手がどれだけ失点を抑えられるかを示す大切な指標です。計算式は「(自責点×9)÷投球回数」で、数値が低いほど投手の成績が良いことを意味します。
  • 適時打とは?:適時打とは、得点につながるヒットのことを指します。例えば2死や満塁の場面でヒットを打ち、走者がホームに還る場合などがこれにあたります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。