この試合で活躍したのは先発投手の村上頌樹（むらかみ よしき）選手
試合後、阪神・藤川球児監督（45）は場内インタビューで「面白い野球でしたね
厳しいですが、面白い」と、試合の内容に充実感を示した
接戦を物語る投手戦
この試合は、阪神の村上投手とソフトバンクの有原投手による息詰まる投手戦となった5回終了時点で阪神が0対1のビハインドを背負っていたが、試合の流れが変わるのは6回だった
阪神の俊足選手である近本が右前打で出塁し、相手バッテリーの警戒をかわして二盗に成功
無死二塁のチャンスが到来した
スモールベースボールの真髄
その後、打席に立った中野は絶妙なバントヒットを決め、一気に一・三塁のチャンスを作り出す阪神の得意技であるスモールベースボールが功を奏し、次に中野が二盗を決め、併殺のリスクを軽減することに成功
これにより、近本が遊ゴロの間に生還し同点に追いついた
決勝打を放った佐藤選手
一死三塁で迎えた打席では、阪神の主力選手・佐藤輝選手が登場カウント3対0から外角低めのチェンジアップを捉え、左中間へ見事な適時二塁打を放ち、阪神が2対1と逆転に成功した
堅実な守備による勝利
先発投手の村上は7回を投げ、6安打1失点という成績を収め、勝利投手となったまた、及川選手から石井選手へつなぐ継投も効果的で、阪神の強固な守備陣が後続を完全に封じ込めた
今回の試合は投手戦として見ごたえのある展開でした。阪神はスモールベースボールの戦術を駆使し、相手に対し効果的な攻撃を展開しました。特に、俊足選手が2盗を決めた流れで得点をつなげた点は見事でした。監督も満足した様子で、次の試合がますます楽しみです。
キーワード解説
- スモールベースボールとは？：スモールベースボールは、少ないチャンスを生かして得点を狙う戦術のことです。バントや盗塁など、小技を使いながら試合を進めるスタイルです。
- 投手戦とは？：投手戦は、両チームの投手が好投し、得点が少ない試合展開のことを指します。投手の力が勝敗を大きく左右する場面が多く見られます。
