日大・谷端将伍内野手、ドラフト指名後の試合で悔しさ募るも全力を誓う

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 東都大学野球2部リーグの試合が24日、等々力球場で行われ、日大の谷端将伍内野手(21)が「3番・二塁」として出場した

この試合は降雨によりノーゲームとなったが、昨晩届いた300件以上の祝福メッセージに胸を膨らませ、闘志を燃やす姿が印象的であった

そうした中で、谷端は最後のシーズンを悔いなくやり切ることを誓った

 谷端は、阪神からドラフト2位指名を受けた後、初めての実戦がこの試合であったが、緊張からか初回の打席では低めのフォークに手が出ず、空振り三振に倒れた

結局、2打席連続で三振という結果に終わり、「打たなければならないというプレッシャーが、ボール球に手を出させてしまった」と振り返った

 試合前にはサプライズもあった

専大の中野主将が、「指名おめでとうございます」と谷端に声をかけ、相手選手から拍手が送られた

この温かい祝福に谷端は嬉しそうに笑みをこぼし、観客からも拍手が起こった

 谷端は試合後、勝負の世界へ進む意欲を見せつつ、「全てを出し尽くし、後輩たちに全力で戦う姿を見せたい」と意気込みを語った

 谷端のキャリアは、石川県白山市出身で、日大では1年生の春にデビューを飾った

3年時には春秋での首位打者を獲得し、その実力を証明してきた

今夏の日米大学選手権でも大学日本代表として活躍し、1部リーグでの通算打率は283、6本塁打、28打点を記録している

今後が期待される若手選手である

今回の記事では、日大の谷端選手が初めての実戦で苦戦する様子が描かれています。緊張感に包まれた若手選手が、プロの舞台に向けて意気込みを語る姿は、見る者に勇気を与えるものがあります。ぜひ今後の成長を見守りたいです。
キーワード解説

  • ドラフト指名とは? プロ野球チームが大学や高校から選手を選ぶことを指します。特に、このプロセスを通して選ばれる選手への期待が高まります。
  • ノーゲームとは? 試合が途中で中止になり、結果が記録されないことです。この場合、スコアはリセットされ、試合は再開されることはありません。
  • 福岡とは? 阪神の応援歌「六甲おろし」が流れるなど、チームとファンの親密さを象徴する場面を生み出します。

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