阪神からドラフト2位指名の谷端将伍、試合での緊張を語る

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2025年10月24日、等々力球場で行われた東都大学野球2部の日大対専大の試合は、降雨のためノーゲームという幕切れとなった

阪神タイガースからドラフト2位指名を受けた日大の内野手、谷端将伍選手(21歳)は、その指名後の最初の試合として「3番・二塁」で出場したが、多くの期待が集まる中で結果を残せなかった

試合は五回で降雨によって打ち切られる形となり、谷端選手自身は2三振という結果に終わった

試合後のインタビューで彼は、「考えないようにしていたんですけど、やっぱり緊張しました

悪い癖が出たというか、打たないといけないと思って、ボール球に手を出してしまった」と自分のパフォーマンスについて反省の意を示した

しかし、試合前に待っていたのは温かい祝福だった

整列の際、福壽球審から合図があり、専大の中野主将が「指名おめでとうございます」と谷端選手に声をかけると、相手ナインが拍手を送った

これに対し、スタンドからも大きな拍手が起こり、谷端選手は嬉しそうに笑みを浮かべていた

また、打席にはこれまでの応援歌の代わりに、阪神の応援ソング“六甲おろし”やチャンステーマが流れ、谷端選手は「笑っちゃいました」と照れ笑いを見せた

なお、試合は10月28日に大田スタジアムで振り替えられることとなった

谷端選手の試合後のコメントからは、緊張感と期待感が伝わってきます。初の公式戦での結果は思わしくなかったものの、仲間や対戦相手からの暖かい祝福が彼を支えていることがよくわかります。今後の試合にも期待が高まります。
キーワード解説

  • ドラフトとは?プロ野球選手の選手権であり、各球団が若手選手を指名する制度のことです。
  • 内野手とは?野球のポジションの一つで、内野(バッテリーを除くフィールド中央)でプレーする選手を指します。
  • ノーゲームとは?試合が何らかの理由で行われなかった場合に、その試合を無効にすることです。

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