阪神、2年計画で創価大・立石正広内野手を1位指名しドラフト成功
2025年10月23日、プロ野球ドラフト会議が行われ、阪神タイガースは創価大学の立石正広内野手（21歳＝高川学園）を1位指名したこの指名には3球団が競合し、阪神は見事にその中を勝ち抜いた
ドラフトを実施した藤川球児監督（45歳）は、2年越しの思いを語り、昨年からこの選手に目をつけていたことを明かした
藤川監督は「昨年のドラフトの時から、今年はもう立石くんで、というのはほとんど決めていた状態でしたから」と述べ、昨年指名した投手の金丸選手や伊原選手も、全て今年の立石選手を指名するための布石であったと説明した
昨年のドラフトでは、チームの強化方針として投手の補強が重視され、阪神は1位指名で関大の金丸選手を獲得したが、他にも5人が投手として選ばれるなど、昨年は投手中心の指名だった
しかし、今年はドラフト方針が一変し、立石選手を皮切りに日大の谷端選手、筑波大の岡城選手と、大卒の打撃型内野手を連続して指名した
阪神の竹内球団本部副本部長は「今年のチームのドラフトの方針といいますか、打てる野手を取っていこうという狙いがありました」と述べ、今後のチーム構築においても打撃重視の方針が続くことを示唆した
藤川監督は「長期的な視野でチーム補強を考えるからこその計画」であり、今年のドラフトは明らかに昨年から続く計画の一環であり、阪神のチーム作りにおいて重要な意味を持つという
このように、阪神は2年連続で狙い通りの指名をすることができ、未来の黄金時代の到来を感じさせる結果となった
阪神タイガースのドラフト戦略は、昨年からの計画と今年の実行が見事に結びついた結果として評価されている。立石選手という優れた内野手を獲得できたことで、チームの未来に期待が高まる。また、藤川監督のビジョンが具現化されたことも注目されており、今後のチーム作りに大きな影響を与えることが予想される。
キーワード解説
- ドラフトとは？プロ野球選手をチームが獲得するための選手選考で、毎年行われるイベントです。
- 球団とは？プロ野球チームを運営する組織で、選手の獲得から試合の運営まで行う役割を持っています。
- 内野手とは？野球のポジションの一つで、グラウンドの内側に位置し、主に守備や打撃を担当する選手のことです。
- 長期的視野とは？将来の目標を見据え、現在の行動を計画することです。スポーツチームにおいては、選手の育成や補強に関連します。
- 打てる野手とは？バッティングの能力が高い内野手や外野手を指し、試合の得点を増やす重要な役割を果たします。
