阪神からドラフト指名を受けた日大・谷端選手、背番号「6」への強い思いを語る

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阪神タイガースは2025年のドラフトで日大の谷端選手を2位指名し、25日に東京都内で指名あいさつを行いました

谷端選手は、東都大学野球リーグにおいて3年春と秋に連続して首位打者に輝いた安打製造機として知られています

今後、阪神の栄えある背番号「6」を継承したいという希望を明かしました

「私は6番が好きなので、その番号をつけたい気持ちはあります」と語る谷端選手

彼にとって6番は特別な番号で、大学時代にも着用していました

さらに、憧れの選手として阪神の金本知憲氏の存在が大きく影響を与えています

金本氏は阪神タイガースの「鉄人」として知られ、1492試合連続フルイニング出場の世界記録を持っています

谷端選手はまた、大学1年生のときに森下翔太選手が中央大で6番をつけている姿を見て「かっこいい」と憧れを抱いたと語りました

このような強い憧憬が、彼にとって6番の重要性を増しています

自己管理にも気を配り、谷端選手は「上でやっていける選手はケガをしない選手」という信念を掲げ、特に体の強さを保持するために努力しています

大学2年生からは下半身を中心としたウエートトレーニングを行い、食事管理にも励みながら体重を73キロから81キロに増やしました

「焼き肉ではチームで一番食べます」と豪語する自信の裏には、計画的なトレーニングがあります

ポジションは主に二塁または三塁を守る谷端選手ですが、現在阪神には二塁に中野選手、三塁に佐藤輝選手が君臨し、さらにはドラフト1位指名を受けた立石選手もライバルとなっています

それにもかかわらず、「皆さんと競争して、一番を目指してやりたい」と力強くコメントしています

谷端選手は、競争に勝って「6」にふさわしい選手になることを目指しています

今回のドラフト指名を受けた谷端選手は、自身の過去の選手に対する憧れや、その番号の持つ意味を強く意識していることが伝わってきます。また、ケガをしない体作りに力を入れている点は、プロの選手として必要不可欠な姿勢と言えるでしょう。競争が激しいチームで、どのように自分の立ち位置を確保していくのかに注目です。
キーワード解説

  • ドラフトとは?プロ野球選手を指名するための制度で、各チームが選手を選ぶ権利を持っています。
  • 首位打者とは?リーグ内で最も多くの安打を打った選手に与えられるタイトルです。
  • フルイニング出場とは?試合中、途中交代をせずに全てのイニングをプレーすることを指します。
  • ウエートトレーニングとは?筋力を強化するための運動で、特に筋肉を鍛えるためのトレーニング方法です。

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