筑波大が逆転サヨナラ勝ちで19年ぶり5度目の優勝を達成

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 「首都大学野球、筑波大5-4武蔵大」(25日、大田スタジアム)で筑波大学が武蔵大学との接戦を制し、勝点4でシーズンを終え、実に19年ぶりとなる優勝タイトルを手に入れた

この勝利により、筑波大は合計で5度目の優勝という栄光に輝くことになった

 試合の中心となったのは、23日のドラフト会議で阪神タイガースから3位指名を受けた岡城快生外野手(22歳)である

岡城は「1番・中堅」として出場し、5打数1安打1打点を記録

特に重要な場面での同点適時打が試合の流れを変えた

延長10回に無死一、二塁の場面で、岡城は三遊間を破るヒットを放ち、同点に追いつく貴重な一打を打った

 試合は延長11回に突入し、タイブレークが適用され、無死満塁の状況

この場面で、同級生の岩山が放った打球が右中間を抜け、岡城は仲間と共にベンチを飛び出し、サヨナラ勝ちを喜んだ

岡城は試合後、「歴史を作れたなと、うれしい気持ち」と喜びの表情を浮かべていた

 守備では重要なプレーも見せた

6回に1死一、三塁という危機的状況で、左中間寄りの飛球を捕球し、本塁への好返球でタッチアップした走者をアウトにした

攻守両面でチームを支え、優勝に貢献した

 また、岡城は日本シリーズが開幕する日にもリーグ制覇を決定できたことに触れ、「しっかり見て勉強させてもらいたい」と語り、猛虎と共に日本一を目指して戦う意欲を示した

 ◆岡城快生(おかしろ・かいせい)2003年6月23日生まれ

22歳

岡山県出身

183センチ、83キロ

岡山一宮から筑波大学へ進学

昨冬の大学日本代表候補合宿では、50メートル走で5秒82を計測した身体能力が注目されている

筑波大学が武蔵大学に逆転勝利し、優勝を果たしたというのは非常に意義深い出来事です。特に岡城選手の活躍が際立っており、逆境の中から見事に打撃や守備でチームを支えた姿勢は他の選手たちにも良い影響を与えるでしょう。今後の彼の成長にも注目したいです。
キーワード解説

  • 逆転サヨナラ勝ちとは?:試合において、相手を逆転し、さらに最後の場面で勝ち越すことを指します。
  • タイブレークとは?:延長戦に入った際に、よりスムーズに試合を進行させるための方式で、特定のルールのもとで進められることです。
  • 勝ち点とは?:リーグ戦において、勝利によって獲得するポイントで、通常は勝ちで2点、引き分けで1点が与えられます。

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